感想は前回と同じかな。
聖書の物語が体に入っている人は
現代の、ロック音楽、
というツボがわかるんだろうな、と。
ミュージカルのコンサート版、というのではなく
これこそがウェーバー卿が目指したものなんだろうなあ。
キリスト教が異国の話の者には
四季版のようなリアル寄せでないと
理解できなくて、
その常識部分をぶっ壊している、は
実感としてはわからないよなあ、と。
「聖おにいさん」のネタで笑えない人は
まずキアヌの「リトル・ブッダ」を見ないと、的な。
前回よりジーザスとユダのビジュアルに
年齢差などが感じられたのが良かった。
今回の方が、全体的に
芝居薄めで、歌う本人のコンサート色が強いかな。
コンサートとしてはとっても面白い。
ジーザス役が韓国系の若いハンサム、
ユダ役は彼比だと中年で薄ら髭なので、
私の脳内に神芝の幻影がグルグル。
柿澤さんって、
素顔化粧のルネちゃんに似てるかな〜、と。
藤岡さんはコメディリリーフとして素晴らしいインパクト。
カテコの時もラミンさんと
目でいろいろ語っていた。
私は四季版の芝居が好きだけど
英語歌詞のメロディーの乗り方とか
コンサートならではの楽しみがあるので
また機会があったら行きたいな。
【出演者】
ジーザス・クライスト … マイケル・K・リー
イスカリオテのユダ … ラミン・カリムルー
マグダラのマリア … セリンダ・シューンマッカー
ヘロデ王 … 藤岡正明
カヤパ … 宮原浩暢(LE VELVETS)
ペテロ … テリー・リアン
ピラト … ロベール・マリアン
シモン … 柿澤勇人
アンナス … アーロン・ウォルポール
アンサンブルアーティスト
福田えり、湊陽奈、則松亜海、鈴木さあや、髙橋莉瑚
ジャラン・ミューズ、大音智海、大塚たかし、仙名立宗、染谷洸太