日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

寒露と布団と友情

2009年10月09日 | Weblog
 露が寒冷の気に会って、凍てる前の時季と言うことらしい。秋分後の15日目に当たり今日が寒露の日である。一昨夜は突然体に震えが来て暫く目が覚めてじっと堪えている自分の姿を夢うつつに覚えていている。家内と相談したが、それはきっとお布団が薄かったせいよ!と言ってくれた。それに片側の肩が何時も布団からはみ出ているからよ!と付け加えたので、それではと、昨夜は羽根布団を押し入れから出し、屋上で太陽に十二分に干して寝んだ次第。今度は暑くて夜中に一枚肌掛けを抜き取ったということと相成った。寒露の時季はそのような寒か暖かさの交々入れ替わる季節らしい。
 用事で母校を訪ねた。皆親切にしてくれて,「先生の講義が今でも頭に残っていますよ」と,お世辞を言ってくれたのには、くすぐったい気持ちになった。が、とても嬉しかった。これも友情とか愛とかというものなのであろうか!額田晋が「人生より」の中でそう書き連ねている。でもすっきりした気分になり、帰途のバス内での外の景色も昨日迄の台風後と言うこともあって、綺麗で爽やかであった。