故郷の旧制中学の同級生がこの春叙勲を受けた。3年前叙勲祝賀に出席した友人からの断っての懇請で2度目の故郷でのスピーチである。準備不十分の侭午前10時半会場に到着した。恵比寿迄信一夫妻に送ってもらい、それから湘南新宿ラインで大宮を経て久喜駅到着、早いもので何と正味45分、9時10分に到着した。それから東武線で羽生駅着9時30分、早すぎたので駅近くの建福寺に立ち寄り、田山花袋の田舎教師の主人公である小林秀三の記念碑と墓に詣でた。寺の幼稚園で園児の運動会の声が賑やかで可愛かった。会場にはタクシーで5分、定刻30分前に到着した。受付で級友達が喜んで迎えてくれた。天気は快晴、懐かしの羽生市である。戦前の昔、内田屋旅館支店が開業していたたところで、小学生時代季節毎に徒歩や自転車で泊まりに行った思い出がある。当時イソップ物語を愛読していた。その裏の表紙には、埼玉県羽生町、旅館内田屋支店、電話羽生306番の判子が押してある。今も書斎に大事に保存している。





























