日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

67年前今朝早く、陸士へ著校、入学した!

2013年02月11日 | Weblog
 今から丁度67年前の今朝、父母と共に柏木の牛留家を出発、大泉から徒歩で陸軍予科士官学校正門に着校した。校門で父母に長の別れを告げて、8時半陸士の生徒となった次第である。勇躍皇軍将校生徒としての一歩を踏み出した記念すべき日であった。あれから終戦を経て、歯科大学、医科大学を、真っ正直に入学し卒業して、歯科医師。医師となって、今日現在医師としての勤務している。すなわち、現役の医師、校医、産業医として医療系専門学院の学院長として、責任ある勤務を出勤し恙無く遂行している現在である。思えば長い道程であった。併しやるべきことを思う存分実行し、現在があることに思いを致せば、吾が生涯に悔いは全く無い。寧ろ良くぞ此処迄頑張って来たものであると、自我自尊の念に駆られている次第である。「午前8時半迄に着校すべし」との命達に、真直に従った18歳の青年であった。戦時中でもあり、一億一心戦争に勝ち抜く為の礎石になれば、これぞ本望であり、皇国陸軍将校生徒としての誇りであり、それこそ矜持であると自覚し、勇躍家郷を出で立ち、陸士将校生徒となった勇壮活発な青年であったのである。思えば、懐かしさと充実感で今尚一杯な心情にある。国破れて山河有りで、その後の人生は結論的に、楽しきことのみ大かりき!と言えよう。更に憶えば、この日は昭和20年2月11日で紀元節の当日のことである。その後67年の憶い出は尽きない。
 扨て今朝も晴れで気持ちが良い。昨夜早めに寝たので今朝は4時過ぎから目覚め、いま此処にブログの日記を認めている。そろそろ又、自分史、教室史、口腔外科学会史、心身医学会史の4つの歴史を、これからも書き続けねばならず。近々孫の身分が決まり次第、早速にも手掛ける覚悟である。愉しみは、これからも十二分に享受出来よう。これぞ人生の醍醐味であろうと、心豊かに春を迎えんとしている最中である。