今朝の雨は正に春の雨、小学6年生の唱歌の文句ではないが、水に輪を描く波なくば、けぶるとばかり思わせて、降るとも見えじ春の雨!四季の雨の中の春の部分の文句である。明後日が本校の卒業式である。93名の卒業生が本校の思い出を胸に、晴れやかに卒業し、今春それも明後日、専門職の医療人として、巣立つ姿は何とも清々しく、吾々にとって教職員冥利に尽きるものがある。“螢の光”や仰げば尊し”に象徴されるまでもなく、卒業式はこよなく嬉しく爽やかで、また楽しい。人生の門出の区切りであり、大事な出発点である。懐かしく思い出多い記念の日になることであろう。今日はまた桃の節句の日である。お雛様を飾り、桃白酒や色鮮やかな雛あられ、などを雛壇に供えて、女子の成育を祝い、寿ぐ良い日なのである。写真は、太宰府天満宮の曲水の宴である。京都の城南宮でも11月3日に行われて居て、夫婦親子で出席して厳かに見学した日でもあった。あらためて平安絵巻の圧巻である此の曲水の宴、思い出深いものがある。