春の気配が色濃いこの29日、昔の小学校は、何処もかしこも同一でこの日こそが卒業式であった。昭和14年のこの日は6学年を終えて当時ふどうおかまち区長として父の臨席の元、皆を代表して答辞を読み大汗をかいて、お祝いの菓子を手にして母校を去った思い出が、今でも彷彿と甦って来る。公園や民家の桜花が爛漫だった。翌4月には県立中学の入学式で、この小学校からは2人しか合格出来なかった時代であった。今は亡き渡辺、根岸両先生のご恩は繰り返し思いだして忘れられない。今日もメイは桜咲く公園でボール投げに5回程興じた。医学部2年になった孫の運転で、両親が乗って車慣らしの為、母親の勤務の病院迄送って帰ってきたところであった。うぐいすの声が観音様の境内から聞こえて来る。静かで長閑な春休みの我が家である。電柱のトランス周辺で夫婦の雀が慌ただしく飛び回っている。きっと巣作りの準備であろう。弥生3月の最終土曜日だ!気温も上がって20℃を朝はやくから示していた。メイを連れて何時もの散歩も、上着を必要としなかったぐらいである。ボール投げと街角散歩で帰ってきた。屋上に洗濯物をうんと干した後、何時もの土曜日のクリーニング屋さんの来訪を待った。時間配分が巧く丁度良く行ったので、9時半メイを連れて動物病院に行き、爪切り、尻つまみなどしてもらって、10時半には家に戻る事が出来た。気温のせいで今日一日で、桜の開花も大分咲き初めた。今朝の公園での咲き具合は、5分咲きか6分咲きかと、言っても良いくらい、綺麗に揃って咲いていたので、驚いた次第だ