昨日やっとの思いで日中の首脳が北京で初顔合わせが出来た。いろいろな地下工作を工夫した挙げ句の出来事であったが、それにしても、主義主張の違いがこれほど迄に盤根錯節化し、単なる隣国が仲良し出来ないとは呆れてものが言えない。それがやっとAPECで一応握手が出来た。これから大変だが、とりわけ人の道を踏み行う必要が中国に求められよう。大国だと言って怖がり、大事にし過ぎの感はどうしても否めない。『世界の救世師よ今こそ出でよ』!と問いたい。それを冀わずに居れないと言うのが世界の現状である。さて、情けないかな地球民族人よ! 同民族の個人間でも、まま、そのような事柄は往々にしてあり得るが、得てして隣人とは、いざこざが発生し易いようである。俚諺に曰く、「隣人とは当たらず障らず」「遠くの親戚より近くの他人」これらは個人間では通用するが、国同士では、兎角困難な事態が起こりうると言うのが実態であろう。我が国も大変だが、心を一にして誠意を持って、この難関を乗り切って首相を支えて頑張って参ろう。