今日は七夕様(祭り)の日であり、その昔小学唱歌で、「笹の葉さらさら軒端にぬれるお星様ぎらぎら金銀砂子」の下総皖一のメロディーが懐かしい。短冊に思い想いの願いを書いて竹笹の葉に吊るして、お星様をその日の夕べに仰いで、手を合わせてお願いしたものである。いま92歳になって尚更にその子供時代が、こよなく思い出されて、懐かしくてまた大変楽しい。この日の夕頃には、子供達はその笹の葉の下を巡って、良くこの歌を歌ったものである。翌朝には何時もの川へ、短冊を含め笹ごと投げ入れて、これで願いが叶うものと、期待し戯れたものであった。今日は珍しく関東地方は霽れ上がって、曇り空の気味だが日が差してきた。九州中国・四国地方の方々は、記録的50年来の大雨の襲来で、本当にお気の毒でたまらない。心からお見舞いすると共に、1日も早くこの雨が霽れ上がることを、切にお祈りする次第である。