ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

ロンボクの若者たちの活動紹介! ドゥルカディ・チーム in Lombok

2019年07月05日 | ★2019年度(ロンボク)

今回は、ゆいツールが昨年度より育てているロンボク島の若者たちの活動を紹介します。

彼らは、ドゥルカディ・チームと言います。

Tim Dulkadi di Lombok, tujuan mereka membersihkan lingkungan.

ドゥルカディというのは、人の名前です。

昨年12月に、西バリ国立公園へスタディツアー(報告1報告2報告3)に行ったときに、彼らはスンブル・クランポック村の有名なドゥルカディさんと知り合って、すっかり虜になりました。

ドゥルカディさんは若い時は村のやくざ者で、さまざまな武勇伝があり、若者たちは朝の3時までその話を聞いて笑い転げていたほどです。

彼らはその後もゆいツールの活動に参加し、色々と刺激を受けて、3月にチームを結成しました。

チームの名前は、スンブル・クランポック村のドゥルカディさんに敬意を払ってつけました。

彼らがまっさきにした活動はこちらです。

ロンボクのスンギギの海の清掃活動(クリーンアップ活動)です。(これは、NGOと行政が協働で開催したイベントです)

また別の日にも、スンギギのクリーンアップ活動(サキナさん企画)に参加しました。(写真、右側の若者がチームメンバーです)

 ギリ・メノ島に行ってこんなものを見つけたり。(空き瓶の再利用でしょうか)

6月には、ゆいツールの山本と一緒にスンギギでクリーンアップ活動(サキナさん企画)に参加しました。

実は、「ごみ拾い」という行為は、インドネシア人にとっては「恥ずかしい」行為です。

なぜなら、一番貧しい人がごみを集めてお金に変えているから。どの国でもそうですね。

行政の職員や警察のスタッフなどが、申し訳程度にごみ拾いイベントを開催することは時々あります。

それは、ほとんどパフォーマンスです。

いつも言われるのは、人が集まって「ごみ拾い」をパフォーマンス的にやって、若者を集めようとバンドなどを呼んで盛り上がって、イベント後にはよりたくさんのごみが出る、という話です。

私は、そういうイベントは意味がないな、と思って興味を持ってきませんでした。

でも今、スンギギの海で毎週日曜日の朝、外国人やごみ銀行の人たちが集まってしているクリーンアップ活動は、それとは違います。

スンギギでレストランや旅行会社を経営している、ドイツ人のサキナさん(写真下、左)が呼びかけて、今年の4月から実施しています。

ギリ・メノ島でも、トラッシュ・ヒーロー・メノが毎週日曜日の夕方、島のクリーンアップ活動をしています。

(6月に参加した時の様子は、こちら

ギリ・メノ島は、観光地。外国人のお客さんがとてもたくさん参加していました。

お金をもらえるわけでもないのに。

よその国にバカンスに来て、プラスチックごみを拾ってくれるなんて。

でも、ごみの問題は、私たちみんなの責任です。特に、先進国に住んでいる私たちには多大な責任があります。

プラスチック商品を製造している責任。それを大量に販売している責任。そして消費している責任。また、輸出している責任。

途上国の人たちは、ここ20年くらいの間に、自然素材のものからプラスチック製品へ生活必需品ががらりと変わって、どこにどうやって捨てたらいいのかもわからないで、使っては捨て使っては捨てているのです。

「焼却したらいいじゃない?」と思うかもしれませんが、ダイオキシンが出ない焼却施設を建築することも、維持することも、とてもお金がかかります。お金のない国はどうしたらいいのでしょう?

さて、ドゥルカディチームに話を戻します。

6月後半には、メンバーのひとりマデくんの村「ブウン・スジャティ村」で、初のクリーンアップ活動をしました。

Tim Dulkadi dan Ibu Sakinah membuat kegiatan membersihkan lingkungan di desa Buwun sejati, Lombok barat.

これは、またしてもサキナさんが協力してくれました。

サキナさんは、5月から2回もブウン・スジャティ村を訪れてくれて、とてもいいところでぜひお客さんを案内したい!と思いました。

でも、プラスチックごみが気になります。村の人ときれいにできないだろうか?とマデくんに相談して、実現しました。

参加した村の人は、Tibu atasという滝を管理している住民数人とマデくんのみ。サキナさんの外国人の友人が4人ほどと、ドゥルカディチーム3名(マデくんと他ふたり)も手伝いました。

サキナさんは、本当は子供たちも一緒に参加して欲しかったのですが、マデくんの力だけでは村の人たちをコーディネートするのが難しそうです。でも、これが第一歩になって、定期的にクリーンアップ活動をしていければ、と思います。

例えば、ゆいツールの山本が次に現地に入るのは9月上旬。その時には、ブウン・スジャティ村の村長さんと会って話をしてみたいです。

学校の先生も紹介してもらって、一緒にクリーンアップ活動ができるかどうか探ってみたいです。

外国のNGOの強みはここです。村の人が(それも何者でもないただの若者が)、村長に話を持って行っても相手にされなかったとしても、外国から来たゆいツールが村長さんと話して、「この村にもっとお客さんを呼びたいんだけど、ごみが気になって仕方がない。一緒にきれいにできないだろうか?」と言ってみれば、断る方が難しいでしょう。

ゆいツールはサキナさんとも協力し合っているので、欧米の人たちを呼んで一緒に活動してもらうことができます。

外国人が自分の村をきれいにしてくれているのに、村の人たちは見ているだけ?いつかそれを恥ずかしいと思ってほしいな、と思います。

(ドゥルカディチームのメンバー)

この活動に参加した、チームメンバーのサムスルくん(写真上、左)は、自分の村でもこういった活動をしたい!と思ったそうです。

なぜなら、彼の村もまたプラスチックごみがいっぱいあっても、村の人たちは無頓着だから。

いつか、ドゥルカディチームがサムスルくんの村でもクリーンアップ活動をするかもしれません。

7月にはギリ・メノ島で、ドゥルカディチームが観光客や島の子供向けにプラスチックごみを活用したワークショップを行います。

ゆいツールは現地にいません。彼らだけで実施します。これもまた、ゆいツールの教育のひとつです。

(ブウン・スジャティ村クリーンアップ活動を終えて)

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