ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

ロンボクの幼稚園と小学校で、「ごみについて考えるプログラム」を実施しました! in Lombok

2020年02月03日 | ★2019年度(ロンボク)

1月に、ゆいツールが育成している若者グループ(ドゥルカディチーム)は、東ロンボクのスンバルンの幼稚園と、西ロンボクのブウン・スジャティ村の小学校で、環境教育プログラムを実施しました。

12月の終わりに、ブウン・スジャティ村のバリ人の子供たちに実施したときの様子はこちら

Pada bulan Januari, Tim Dulkadi melakukan program belajar memilah sampah, di Paud, Sumbalun, Lombok Timur.

12月に実施したときに、きちんと練習をしなければ上手に伝わらない、と気づいた若者たち。

スンバルンでは、コンポスト作り講習会をやったルスくんの家で、夕食後にみんなで練習をしました。

スンバルンには、ちょうど1月上旬にロンボクを訪れた日本人の学生さん(写真上、中央)も同行していました。

幼稚園の子供たちにとっては、このプログラムはちょっと難易度が高かったのですが、幼稚園の先生やお母さんたちも混じって、チームメンバーもあらかじめ練習をしていたおかげで、なんとか大事なことは伝えられました。

チームメンバーの中で、ダントツに子供への語り方が上手なマデくん。

翌日には、ブウン・スジャティ村の第二公立小学校(9月に6年生にプログラム実施済み)の5年生のクラスで、同じプログラムを実施しました。

一枚の写真を見せながら、子供たちに何を伝えようか。チームメンバーは、回を重ねるごとに自分で考えるようになります。

Hari berikutnya, Tim Dulkadi melakukan program belajar memilah sampah, di SDN2 Buwun sejati, Lombok Barat.

恒例の、ごみ分別ゲーム。

この教材は、2015年に製作しました。そこから今までずっと現役です。

子供たちは、カードのごみの絵を見て、「オーガニックごみ」か「非オーガニックごみ」か考えて、「ごみ捨て場」の絵に置いていきます。

マデくんが、まとめの話をします。

子供たちを集中させられる腕前は、たいしたものです。

この学校の校長先生(写真下、右端)は、環境問題に熱心に取り組んでいる人で、植林プログラムの経験があります。

来年度、もし予算が取れたら、ゆいツールはドゥルカディチームと一緒に、植林活動もしていきたいと考えているので、その時にはこの校長先生にいろいろと指導してもらいたいな、と思っています。

今回の活動の中で、ドゥルカディチームはだいぶ教材を使いこなせるようになりました。

今後は、ロンボク島のある西ヌサトゥンガラ州政府が進めている、Zero Waste(ゼロウェスト)運動をサポートするため、学校の先生や村の職員の研修をドゥルカディチーム主体でやっていければ、と計画しています。(予算次第ですが)

(山)

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