1月に、ゆいツールが育成している若者グループ(ドゥルカディチーム)は、東ロンボクのスンバルンの幼稚園と、西ロンボクのブウン・スジャティ村の小学校で、環境教育プログラムを実施しました。
12月の終わりに、ブウン・スジャティ村のバリ人の子供たちに実施したときの様子はこちら。
Pada bulan Januari, Tim Dulkadi melakukan program belajar memilah sampah, di Paud, Sumbalun, Lombok Timur.
12月に実施したときに、きちんと練習をしなければ上手に伝わらない、と気づいた若者たち。
スンバルンでは、コンポスト作り講習会をやったルスくんの家で、夕食後にみんなで練習をしました。
スンバルンには、ちょうど1月上旬にロンボクを訪れた日本人の学生さん(写真上、中央)も同行していました。
幼稚園の子供たちにとっては、このプログラムはちょっと難易度が高かったのですが、幼稚園の先生やお母さんたちも混じって、チームメンバーもあらかじめ練習をしていたおかげで、なんとか大事なことは伝えられました。
チームメンバーの中で、ダントツに子供への語り方が上手なマデくん。
翌日には、ブウン・スジャティ村の第二公立小学校(9月に6年生にプログラム実施済み)の5年生のクラスで、同じプログラムを実施しました。
一枚の写真を見せながら、子供たちに何を伝えようか。チームメンバーは、回を重ねるごとに自分で考えるようになります。
Hari berikutnya, Tim Dulkadi melakukan program belajar memilah sampah, di SDN2 Buwun sejati, Lombok Barat.
恒例の、ごみ分別ゲーム。
この教材は、2015年に製作しました。そこから今までずっと現役です。
子供たちは、カードのごみの絵を見て、「オーガニックごみ」か「非オーガニックごみ」か考えて、「ごみ捨て場」の絵に置いていきます。
マデくんが、まとめの話をします。
子供たちを集中させられる腕前は、たいしたものです。
この学校の校長先生(写真下、右端)は、環境問題に熱心に取り組んでいる人で、植林プログラムの経験があります。
来年度、もし予算が取れたら、ゆいツールはドゥルカディチームと一緒に、植林活動もしていきたいと考えているので、その時にはこの校長先生にいろいろと指導してもらいたいな、と思っています。
今回の活動の中で、ドゥルカディチームはだいぶ教材を使いこなせるようになりました。
今後は、ロンボク島のある西ヌサトゥンガラ州政府が進めている、Zero Waste(ゼロウェスト)運動をサポートするため、学校の先生や村の職員の研修をドゥルカディチーム主体でやっていければ、と計画しています。(予算次第ですが)
(山)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)
Eメール:yuitool☆gmail.com
(☆→@に変えてメールをお送りください)
ホームページはこちら
https://yui-tool.jimdofree.com/