yukarikoの好きなもの
旅の写真や思い出
PCでの雑感を並べました。
 





  科 : サボテン科 en: Cactaceae
  属 : クジャクサボテン属 Epiphyllum
  種 : ゲッカビジン

☆月下美人の資料☆

メキシコの熱帯雨林地帯を
原産地とする常緑多肉植物。

日本にあるクジャクサボテン属には
交配種が多いがこちらは原種である。


花は6月~11月の夜に咲き、蕾は初期は垂れ下がっているが
開花直前になると自然に上を向き膨らみ、夕方に芳香を漂わせはじめる。

これも小型のコウモリ類がホバリングをしながらやや下を向き、
舌を伸ばして顔を花粉まみれにしながら花の蜜と
花粉を舐めとる事への適応と考えられる。


こうしたコウモリ媒花の特徴を持ち、夜咲きの強い芳香を発する
大形の花を咲かせるサボテンは、開花中の花、
開花後のしぼんだ花ともに食用にでき、
咲いている花は、焼酎につけると保存できる。

台湾ではスープの具として使われ、
また開花後のしぼんだ花を豚肉とともに炒めてもよい。


※下の花しょうぶをCRすると自動的にスライドショーが始まります。
スライドを止めたり最初の絵に戻るには大きい絵をCRしてね!


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<  この横の立派な月下美人の写真は昨年9/25に
 メンバーのmiyokoさんのお宅の月下美人が開花する
 時間をあらかじめ教えてもらって訪問し、撮影して
 このブログにUPしたものです(※マウスオンしてね!)

 丹精されているのがよく分かる大きな鉢に
 沢山の葉が茂り、花もよく付いて立派でした。
 夜の闇に浮かぶ姿が立派で凛としている代わり
 咲いた翌日には萎れて無残です。

 これが9月下旬で季語の「晩夏」が分かります。


下の俳句は「花の歳時記」からの引用ですが、
「晩夏」の花・月下美人を詠んだものを並べました。


一体何事かと思われるでしょうが(笑)
この6/1~6/2に2年振りに月下美人が二鉢咲きました。


でも咲く季節が三ヶ月も違うので不思議に思い、
あれこれ調べてみました。


私は「凛として咲く」白い花が好きなので、山芍薬、百合、月下美人がお気に入り。
でも世話をしない(昔は実家の母・今は姑任せ)単なるミーハーです



季語・月下美人(晩夏)
  ……月光の下一人凛と立つ神秘的な美花

月下美人後ろの闇も匂うかな……吉田美佐子

夜半の雨月下美人に音すなり……阿波野青畝

月下美人一分の隙もなきしじま…阿部みどり

咲き進む力にゆれて女王花………下村非文

月下美人夜の向こうに海の音……佐藤和夫

月下美人開く気配の砂時計………泉 春花








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