yukarikoの好きなもの
旅の写真や思い出
PCでの雑感を並べました。
 



昨日朝のNHKで藤城清治の影絵展が京都文化博物館で開かれると
報道されたので「暮らしの手帖」に連載された特徴のある「影絵」を
もう一度見たくなって行ってきました。



京都岡崎と大阪の国際美術館で開かれている「ルーブル美術館展」と
どちらにしようかと迷ったのですが、こちらで正解だったようです。
平日だったせいもあって観客もあまり多くなく、ゆっくりと見られました。

影絵の特徴の黒と光を通した色彩がくっきり、インパクトがありました。
どれも素晴らしくカラフルでここに載せられないのが残念です。
チケットぴあで前売り券を買うと千円で見られるし、お値打十分!




義妹に貰った美ヶ原高原美術館のお土産・クリアファイルを無くしたので
上の写真は今日、それの代わりに買ったファイルの挿絵。

この絵をクリックすると京都文化博物館HPの「藤城清治の光と影の世界」に
ジャンプします。先に二つ並んだ絵はHPから拝借しました。


※下には博物館学芸員の解説を抜粋して載せました。おおいに納得したからです。


「展覧会場では、作品を内側から照らし、絵を見るというより、直接光で
語りかけるような、影絵本来の魅力が充分に発揮される仕組みを再現。」

「光を放つ作品の前に水槽や合わせ鏡を添えて、さざ波に反射する
ライブなファンタジーを作り出すなど、光による芸術を知り尽くした
影絵作家ならではの展示演出も素晴らしい。」

「清明なグラデーションを実現させるための信じられないような技法。
藤城は影絵で階調を表現するために、筆で描くのではなく、
時には20枚以上も薄紙を段階的に貼り重ねることにより
美しいグラデーションを実現している。」

※下の写真でその展示演出の一端をご覧下さい。



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