お彼岸前の20日夜中3時雨の降りだした高槻を出発(割引の効く4時までに高速に乗る)
車の後部席とトランクは息子のカメラとレンズ・関連グッズと二人の防寒着で一杯。
止まるのは1.5時間空けたレストタイムだけ。
関門海峡が目の前の壇ノ浦サービスエリアも垂れ込めた雨雲で早々に出発。
700年続いた弥生時代の吉野ヶ里歴史公園に10時半に到着も見学者はぱらぱら、地図を便りに環濠入口から
南内郭、ムラ、甕棺墓列と墳丘墓と近い所だけを見て後はバスで恐ろしく広い園内を一周、
早咲きの桜と杏に喜んで一路佐賀へ。
佐賀駅で12時、武雄温泉の立ち寄り湯で時間を潰すという息子と別れ、1人バスでお城へ。
2004年3月に女性5人で雛巡りツアーをした場所を今回は1人旅、佐賀城の本丸御殿が一部復元されたし、
鍋島侯爵家伝来の雛や梨本宮伊都子妃がお祖母さまに譲られたお雛様が見たくて、息子に二泊三日の旅を提案。
お雛様や御殿は立派ですが、10年前と違い、有料町屋の雛巡り会場の展示も洗練された代わり皆撮影禁止!
アニメに載せたお雛様も10年前に撮影したもの、今年の催しの画像はHPのポスターをDLしました。
もう一度ゆっくり見たいと来たものの、御殿にずらりと並んだ木目込み「真多呂人形」も気に入ったお顔ながら
じっと眺めるだけ…監視人がずらっと。歴史的な作品でないのまで禁止なのがちょっと悔しかったです。
諦めて早めに切り上げ、息子と落ち合って日本5大稲荷(伏見、豊川、祐徳、笠間、最上)の祐徳稲荷へ。
鮮やかな装飾が施された社殿は見事ですが、夕方の光での撮影は短時間で明日晴れるのを祈って嬉野温泉へ。
二日目は山桜が咲きだした祐徳稲荷から有明海の干拓事業で締め切られた堰と閘門(停車禁止)を撮影して、
その後雪を被った島原普賢岳、雲仙地獄温泉を廻り、後は一路門司・下関(赤間神宮・安徳天皇)へ…
息子が私に付き合ったのは「めかりPAと火の山からの関門海峡大橋夜景とと多々羅大橋の撮影」をしたい為。
青空を見てわくわくしながら撮影ポイントを探して火の山へ(ロープウェイ頂上の三階建屋の上)
そこでじっと待つこと1時間、寒いです。終わると門司側の和布刈り公園にも行き、また撮影(笑)
二か所撮り終えてレストランで食事をしホテルに着いたら10時半。
二人ともビジネスHのシングルルームでバタンキュー(笑)大浴場は朝になりました。
三日目は見事に晴れた空の下、門司から尾道まで高速を戻って「しまなみ海道」へ。
来島海峡の大三島にかかる多々羅大橋と大山祇神社(オオヤマツミ)を撮影して四国を今治から坂出へ。
横にある道の駅でお土産用に「八朔・せとか」を購入。(トランクが一杯で箱買いが出来ない!)
坂出の街の小高い丘に建つ結婚式場内のテラス(無料公開)披露宴客の賑やかな声と音楽がBGM!
日没後、真っ暗になるのを待って瀬戸大橋を坂出側から撮影、私達と同じの撮影の人達が数人
並んでいますが、海から吹き上げる風がきつくて寒い!
最後は与島PAから橋を見上げてその下を電車が通るのを待って撮影…yukarikoはもう見てるだけ…(笑)
9時過ぎに与島出発、倉敷、岡山、神戸と乗り継いで高槻が11時15分着、
めちゃなスピードを出さないでも速度を落とさずコンスタントに走らせられたら、
距離と時間を稼げるものだと感心しましたが、二泊三日で1900kmというのは
福島や群馬などの遠距離を走り慣れている息子と彼の趣味の特別仕様の車なればこそでした。
yukarikoは助手席でうつらうつらと寝ていましたが、帰っても二日ほど居眠りばかりしてました。
三日で700枚以上撮りましたが、露出やモード、ホワイトバランスを変えての練習写真や短時間での
記録写真が多いので、その中から選んで桜や橋をメインに30数枚のスライドショーを次回ご覧頂きます。
初めての場所で短時間では楽しい写真というのは撮れません。目の付け所を研究しなれないと無理ですね。
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