蔵の補修
何とも痛々しい蔵でございます。
今日は一番メインの所の土壁落としです。
その後、どう補修するか?
頭が痛い、痛い。
予算は・・・。
屋根の上からツツジを撮っていただきました。
縁側から見上げて。
ついでに庭のブルーベリー。
たくさん実が取れるかも。
クレマチス、白は品がある。
何とも痛々しい蔵でございます。
今日は一番メインの所の土壁落としです。
その後、どう補修するか?
頭が痛い、痛い。
予算は・・・。
屋根の上からツツジを撮っていただきました。
縁側から見上げて。
ついでに庭のブルーベリー。
たくさん実が取れるかも。
クレマチス、白は品がある。
蔵の2階は私設図書館にする予定。
いろんな方からいただいた本たちです。
送ってくださった方はもう織りをしないからとか様々なケースがありますが、
大切にさせていただきますね。
貴重な本たちです。
パラパラ見るだけで、
織り染めは奥が深くて・・・・
実際に本を読んで実践するかは別にして、
やる気にさせてもらえます。
先日も友達と本を広げて、
話が弾みました。
なんだか本を持っているだけで幸せ。
城下町白河は蔵の多いところですが、
この地震でかなり土壁が落ちてしまって悲惨な状態。
壊すのも直すのもかなり費用が掛かるようですが、
まだ左官屋さんが来てくれないので、
どうすべきか判断できません。
できることなら落ちた土壁を練って、
WP方式で遊びながら蔵を再生するのが理想です。
でも、そのノウハウがない。
那須に若い左官屋さんがいるんです。
相談してみようと思います。
土壁は捨てればゴミで、すごい量です。
もし、これらを生かせるならいいのだけど・・。
業者さんが来てくださいました。
下は私が掛けたブルーシート。
蔵の内側にも土壁が落ちているところもあり、
もう一つの蔵も後ろ側が前面に落ちて、
内側から空が見える状態です。
それら全てを応急処置します。
これでしばらくは雨風をしのげます。
が、その後どうすれいいものやら。
毎日、余震があります。
今日も朝、震度4の余震がありました。
震度4ではまだ、大丈夫。
でも、それ以上だとうちの蔵はどうなってしまうのか、
かなり心配です。
今日、知り合いがブルーシートが外れてしまっているところ等を
直してくれることになっています。
業者さんは忙しいようで全く来てくれません。
まだまだ、落ち着かない日々が続いています。
それでも、少しずつでも動かないと埒があきませんね~。
恐かった。
こんな地震初めてだもの。
白河は地盤がしっかりしているから大丈夫と言われていたのです。
地盤がゆるかったらこんなものでなかったのでしょうね。
上の写真は母屋のベランダから撮ったものです。
ブルーシートの中の壁が落ちています。
母屋の被害はほとんどありませんでした。
地震直後、電気が止まりましたけどすぐに復旧して一安心。
水が出たのは昨日。
トイレ、お風呂に困りました。
幸い、家の前が給水所になっていてので助かります。
電話が通じずに皆さんにはご心配をかけました。
私は携帯電話をあまり使わず、もっぱらPCばかり、
携帯をもっと使いこなさいといかんな~。
工房の玄関の入り口に危険なので出配しないようにとの紙を張られてしまいしたが、
中は全然大丈夫なんですよ。
蔵の壁が落ちて、1日2日まるでやる気なし。
火曜日に雨が降りそうということで
ブルーシートなど買えもしない。
幸い、うちのものをかき集めたらどうにかなった。
いつも物を多く買いすぎる父に感謝。
しかし、誰が張るのっていう話ですよね。
ブルーシートをまず張らなくちゃと奔走するも
誰も張ってくれない。
幸いKさんが様子見に来てくださって
手伝ってくれました。
ありがたいことです。
そうか、こう張るといいのか学び、
ちょうどうちの前で給水作業をしている
市の職員を「ちょこっとはしごを支えて欲しい」と
少し手伝ってもらいました。
しかし、ほとんどは私が屋根に乗り、張ったものです。
エライでしょう。
というより、私がやらないと張らないままで
雨風、雪にさらされて
それこそ、蔵が損傷してしまいます。
やればできる。
そう、私はやればできる子なんです。
でも、昨日はすごい風。
一部、外れてしまいました。
糸がみな倒れてしまいましたが、
そのまんま。
片付ける気になれません。
もう一週間です。
片付けなくちゃね~。
今回、水、電気等のありがたさを実感しました。
やっぱり、農業やらねば。
米と梅干と味噌と少しばかりの野菜があれば
生き延びられるでしょう。
とりあえず家があるのがありがたい。
津波で家が流されてしまった方々、お気の毒過ぎます。
5月に計画していたツツジ祭りは今年中止です。
蔵が直るのかどうか?
中は大丈夫なので直るでしょうが、
いつなのか?
それまで、ブルーシートで蔵を守れるのかどうか?
ツツジの巨木があるほうの古い石垣は無事でしたが、
他の野積みの石がゴロゴロ落ちました。
この補修もどうするか?
ツツジが一本枯れてしまいました。
樹齢はかなりのものでしょう。
地震前から元気がありませんでした。
斜面にあって、根が張り切れなくなっていたようです。
地震あって、ものの価値ってなんだろうと思います。
白河のお城の石垣も崩れました。
蔵が多いまちですからあちこと落ちています。
4月からいろいろ事業が計画されていたのですが
どうなることやら。
私も人生設計をじっくり見つめなおさないといかんと思っています。
今回の補修が終わればこの蔵は私の代まではどうにか持ってくれそうです。
20年ほど前にも補修したところがあり、
直し直し維持しているわけです。
単なる蔵、物置でしかありませんでした。
しかし、このまま朽ちるまで放っておく訳にはいきません。
同じ町内では先日、蔵が取り壊されました。
残念。でも、使わないものであれば仕方ないですよね。
補修するからには有効活用したいものです。
実はもう一つ蔵があって、
左官屋さんに見ていただきました。
2階建て、張りはしっかりしている。
しかし、屋根がかなり痛んでいるので、
葺き替えた方がいいということでした。
ということは来年、屋根の補修?
この蔵の中もいらないものがわんさかあります。
どうしてくれようか。
ダンボール、襖、いろいろいろゴミですゴミ。
今補修している蔵の2階のゴミ出しのときに
こちらの蔵のゴミ出しも一緒にしてしまおうかとも思っています。
今、考えると頭が痛くなるので、
来年1月タイで、年間計画、2,3年先、5年先10年先のことを
練りましょう。
今は両親がまだ元気でいてくれますが、
そのうち看護なども入ってくるでしょうね。
チマチマやっていても埒があきませぬ。
私の頭の後ろで「片づけ」「片づけ」の声。
背後霊のようです。
片づけが苦手の私、先延ばし先延ばしにして早師走。
年末も近し。
1月はタイにも行くし、
2月はだるま市の準備がございます。
織りもしたい、染めもしたい。
片づけしないのに「しなくちゃ」「しなくちゃ」と常に思っているのです。
ホントです。
でも、しない。
どっちみちしないのなら、断念しよう。
そうしよう。
ああ、スッキリした。
そして、来年4月に、
5月のツツジ祭りの準備とともに片づけをしましょう。
お尻に火が吹いた?状態で大片づけ大会を致しましょう。
皆で楽しく?ワイワイがやがやと
一気にやりやしょう。
ということで裂き織りの準備で例の風呂敷を裂いています。
ああ、スッキリした。
しばらくは片づけを考えなくていいとは楽だ~。
といいましたも年末の大掃除は致す所存でございます。
それも26日から自宅と工房と普段使っているところの
お掃除をします。
では、今週は布を裂いて、経糸を張りましょう。
うふ、ふ。
10月にお願いして、
やっと補修に入りました。
うちのような古い家や蔵の補修は面倒なので、
やりたがる左官さんは少ないのではないでしょうか。
土壁を覆っていたモルタルのひび割れから
雨水が入り、全体にまわってしまったのです。
5年前にもこの場所を補修しているので、
そのときに気がついてくれたらよかったのですけど・・。
結局違う左官屋に今回はお願いすることになりました・
うちの場合、大工さんもいろいろ変えています。
ぴたっ~と来る大工さんに巡り会えたのは会えたのですが、
それは長野の諏訪の塚田さん。
わざわざ来ていただくようになるのです。
まだまだ直したいところはあるのですが、
片づけがままならないので、
グズグズしています。
できれば地元の方に頼みたいのですが、
相性もあり、
なかなか難しいところです。
もしかして、私が難しい人だったりして・・。
今回頼んだ左官屋さんはいろいろ説明してくれて、
勉強にもなります。
日下部さんは地元じゃないんです。
郡山。
片道1時間、掛かります。
でも、感じのいい方だし、
信頼を置いております。
これも縁ですね。
外壁の土が落ちているんです。
今、見積もりをしていただいていますが、見積書を見るのが恐い。
蔵のこの側全てを補修する必要があるんです。
5年前にもこの部分を補修しているのです。
補修後、水が隙間から中の土の部分に入り、
グズブズに・・。
蔵の1階に2階の本を下ろしたので、
所狭しといろいろ。
はぁ~、頭痛いです。