古い穴の開いた継ぎはぎがある藍の風呂敷に
微妙に色合いが違う藍の古布をその上から貼ろうと思い、
まずは洗う。
すごい色落ち。水が黒くなる。
時間かけてアイロン掛けた。
蔵の段ボールにいっぱいハギレの古布があるんです。
見るとすごいの。
何と表現したらいいのやら。
とにかくパワーが半端じゃない・
着物はちゃんと箪笥に入っているんだけど、
ハギレなので段ボールだったんでしょうね?
いろいろたくさんあって、主張してきます。
「はい、はい。そのうち皆使ってあげるから、待っていてね~」
それぞれ、もともと着物に仕立てられ、ほどかれたか、
何かにしたときに余ったか?
結構、着古されています。
色あせています。
私にとってはこの色あせが貴重なんですが、
母は「私だったら捨てちゃう」そうです。
祖母が着物を縫っていたのでしょう。
これらの古布を綺麗に同じ大きさにたたんでまとめて置いたのは祖父らしい。
祖父はまめな人でした。
そのおかげで私は作品が作れます。
感謝しているよ。代助さん。