毎日テレビではタイの洪水を報じている。
日本の工場400社に影響があるそうだ。
テレビで見る限り大変そうだが、
タイ人はそんなに騒いでいない気がする。
もともとタイでは洪水は当たり前のことであった。
私が住んでいたときのも、ある集会に行って終わったら
道は水没していて、タクシーに乗ったら車内に水がジャブジャブ入ってきたことがあった。
タイの大通りはかつては川であった。
雨季には毎日のように雨が降るのだ。
タイの昔の家が高床式になっているのは水位が上がってくるからで、
水位が上がれば船で行き来していたのだからタイ人はそんなに驚かない。
バンコクの民家でも1階は駐車場にしたり、
店は別として1階にはあまり物を置いていない。
生活の場は2階だ。
多くの工場がある所は昔は沼とかではなかったのだろうか?
都市部でも結構空き地があるが、
そこ水はけが悪い土地。
大規模な工場を建てるとなると
そういった所を造成して作るしかない訳だ。
今年は異常気象で、あちこちで洪水が起きている。
タイの工場がこれだけ被害に合うと世界経済は
また冷え込んでしまうことになる。
ホントに今年は何という年なんでしょう。
タイには多くの日本人が働いているが、
買占めがすごいらしい。
もうそろそろ乾季なのになぜ水が引かないのかが不思議だ。
震災のときに以前タイで働いていた会社のスタッフたちが
お見舞いで美味しいマンゴーを贈ってくれた。
バンコクにも水が入ってきているそうな。
大事に至らないことを祈るのみ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます