本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「生きる意味」上田紀行著

2011-01-08 14:59:56 | 本・雑誌、読書
こういうタイトルの本を手に取らねばならないほど、なぜ生きているのかわかっていないのかなあと思います。

でも実際わかっていない。

これだけモノが溢れていて、冬なのに暖かい部屋にいて…
でもなんか不安だし、自分がいなくても・・と思ってしまいます。

あんまり幸せを感じてませんよね。

なぜ自分は生きているのか・・
本に頼るのではなく、自分で見つけなければいけないとは思うけど・・

突き詰めて考えるためのヒントとして、読んでもいいですよね・・

この本は

「私たちがいま直面しているのは「生きる意味の不況」である。
一部屋に一台テレビがあるような暮らし。一家に一台も二台も車があるようなくらし。それはこの地球上で一握りの人たちのみに許された豊かさである。しかしその中で私たちは生きることの空しさを感じている。自分がいまここに生きている意味が分からない。自分など別にいなくてもいいのではないか。自分が自分でなくてもいいのではないか。」

で始まります。

多くの人が生きる意味を見いだせないでいる社会の現実は、暗い気持ちにさせるけれど
結局他者との関わりで生きる意味を見つけられるというのは、当たり前すぎる結論だけど、

自分と同じように悩んでいる方がいる・・

嘆くだけではなく前向きに答えを見つけようとしている方がいる・・

それがわかるだけでも少し元気になれます・・

コメント
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