夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2019年 7月29日(月)「利下げ」

2019年07月29日 20時25分11秒 | 「政治・経済」
アメリカFRBが利下げをするのではないかという憶測が出ている。
アメリカの個人消費は絶好調のようですが、企業の設備投資は鈍いようです。米中経済戦争の影響もあるでしょうが、個人消費もローン債務の増加によるところもありますから個人消費の減少を警戒しているかもしれません。利下げをすればローンもまた組みやすくなりますから。。。。。
アメリカ経済はトランプさんが掲げた3%成長には程遠い状態にあるようです。アメリカ経済が絶好調という陰にはこういった経済の危うさがあるのでしょう。
アメリカが利下げすれば当然円高傾向になるでしょう。
しかし日銀はすでにマイナス金利状態で利率が上がるのを抑えている状態です。そしてこのマイナス金利による副作用が去年から多く語られるようになっています。
日銀は利下げができる状態なのでしょうか。
さらなる量的緩和を行い円安に誘導するのでしょうか。
さらに国債や株を買う速度を上げるのか。
国債を買い入れるには今の政府は好都合な政府でしょう。財政ファイナンスあるいは今話題のMMTの導入でしょうか。消費増税を行って公共投資を増やすわけですが、さらに国債の発行により公共投資を増やすことをいとわない政府です。
アメリカも日本も経済の好転を大本営発表としていますが、内実は危ない状態でしょう。
アメリカに日本は殉死をすることをいとわない政府です。
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池に浮かぶ月551【7月29日】

2019年07月29日 18時41分26秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は本箱を覗いていたら仏教の書記の本である「ブッダの言葉」などを納めた文庫を発見。しばらくページをめくって読んでしまいました。
ソクラテスやプラトンとブッダの時代は近いと思いますが、哲学の体系の始まりであると同時に宗教組織の始まりでもあったという時代なのでしょう。
この人間社会には哲学では変わらない人が必ず出てきます。良い悪いではなくて利益になるかならないかなどで動く人々が社会の中心となり政治経済を動かす。
そこで哲学の中に天国(極楽)と地獄が方便として現れる。しかし方便だったものが独り歩きを始めて哲学から宗教が枝分かれしてしまった。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「7月29日という日」

【2018年】ツイッターつぶやき暇なので本棚をかき混ぜていたら岩波文庫......

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