朝日新聞1面と3面に「「階級社会」中間層を襲う転落不安」という記事があった。
この記事の著者は大きな誤りをしている。
労働者の階層化を「階級」として扱っている。
階級という場合は、労働者階級という労働力を売ることでしか生活ができない階級を言う。
中間層も下層の階層も同じ労働者階級である。これを見誤ると、今の社会の中で「正社員(中間層)が派遣やパートなどを搾取している」といったとんでもない論理が生まれる。
昔から「労働貴族」という言葉があった。労働者階級の中でも恵まれた階層で下層の階層を見下したり、低賃金を当たり前のように思う労働者の階層である。この意味で労働貴族ともいうべき階層が増加をして下層の階層と対立する場面が生まれているでしょう。
しかし、この労働貴族(中間層の一部)もその不安定さが増大をする社会になっている。これまでの企業の省力化(人減らしと低賃金化)はブルーカラー層で行われてきた。しかし今の社会は正社員の減少と非正規労働者の増加に向かっている。この中でホワイトカラーという比較的恵まれた階層も非正規労働者化をし、IT革命といわれる社会はさらに非正規労働者化と省力化が進む。すでに経団連は終身雇用を否定している。民間労働者の中間層の不安定化と公務員労働者の労働貴族化が進むでしょう。
これを階級社会とよんだらひどい結末が待っているでしょう。労働者階級の階層化に反対をしなくてはいけないのです。
この記事の著者は大きな誤りをしている。
労働者の階層化を「階級」として扱っている。
階級という場合は、労働者階級という労働力を売ることでしか生活ができない階級を言う。
中間層も下層の階層も同じ労働者階級である。これを見誤ると、今の社会の中で「正社員(中間層)が派遣やパートなどを搾取している」といったとんでもない論理が生まれる。
昔から「労働貴族」という言葉があった。労働者階級の中でも恵まれた階層で下層の階層を見下したり、低賃金を当たり前のように思う労働者の階層である。この意味で労働貴族ともいうべき階層が増加をして下層の階層と対立する場面が生まれているでしょう。
しかし、この労働貴族(中間層の一部)もその不安定さが増大をする社会になっている。これまでの企業の省力化(人減らしと低賃金化)はブルーカラー層で行われてきた。しかし今の社会は正社員の減少と非正規労働者の増加に向かっている。この中でホワイトカラーという比較的恵まれた階層も非正規労働者化をし、IT革命といわれる社会はさらに非正規労働者化と省力化が進む。すでに経団連は終身雇用を否定している。民間労働者の中間層の不安定化と公務員労働者の労働貴族化が進むでしょう。
これを階級社会とよんだらひどい結末が待っているでしょう。労働者階級の階層化に反対をしなくてはいけないのです。