夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2021年 3月14日(日)「もう打つ手がない?」

2021年03月14日 22時15分34秒 | 「政治・経済」
「「宣言はもう効かない。早く解除するしかない」と語る。厚生労働省に助言する専門家組織が11日に行った非公式の会合では、主要メンバーから「もう打つ手がない」との意見が出たという。」(産経新聞
18日に対策会議を開き21日には緊急事態宣言を解除する方向で動いているようです。
GO Toが休止となりピーク時に遅すぎた緊急事態宣言が発令されましたが、やっと第三の波も落ち着いてきたこのときに緊急事態宣言解除に向かうというのは、第一の波の時の過ちを繰り返すことになるでしょう。
このまま緊急事態宣言を再再延期しても事態が変わらないから宣言は解除するという考え方のようで、これを「もう打つ手がない」と表現したのでしょう。
政府は一貫して国民の自己責任を言ってきました。緊急事態宣言自体が国民への自己責任を言うだけでした。国民は一部の人たちをのぞいて言われたとおりに自粛生活をして来たこそ感染者は急激に減少しました。しかし自民党内で相次いで会食の実態が明らかになり、政府自らが緊急事態宣言を無視する「国民の一部の人たち」になってしまいました。すると多くの国民もゆるみが出るでしょうし、やってられないという気持ちにもなるでしょう。気を付ければ不要不急でも出かけるようになる。この中で下げ止まりという現象が出てしまったのではないでしょうか。
本来ならば新規感染者が減少したこの時期こそ検査を充実させてさらに感染者数を減らさねばいけないはずですが、政府はその気はないようです。ましてや変異株も出ているわけですが。
「もう打つ手がない」どころかやるべきことを放棄したようなものです。
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池に浮かぶ月1130【3月14日】

2021年03月14日 09時46分47秒 | 「池に浮かぶ月」
去年はコロナ禍における医療体制について。
コロナ感染が拡大傾向になっていた中で医師会がコロナ感染防止のために感染症検査を行わないように全国の意思医師に伝えていました。検査を行うことにより病院内での感染が広がることを恐れての処置だと思います。これもあって第一の波においては検査数が減り陽性率が30%を超える事態になりました。また、コロナ感染者が3週間も病院をたらいまわしになったというニュースもありました。
この時点で日本の医療は検査体制においても感染拡大防止においても医療崩壊になっていたといってもよいでしょう。
医師会は今では政府に対して様々な提言も行うようになっていましたが、初動においては大きな過ちを犯したのかもしれません。もちろん医師会も政府の方針に縛られていた面もあったのかもしれませんが。
コロナ禍においても社会を維持するために日や労働をしていた人々がたくさんいます。しかし検査や治療は医療従事者(病院)しかできません。過酷な状況はわかりますが、社会を維持する人々と一緒に行動をしないとだめです。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2020年 3月14日(土)「医療検査放棄か」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
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