夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2021年 3月29日(月)「中国経済」

2021年03月29日 22時24分05秒 | 「政治・経済」
年々前何年前だったか、このブログにも書いたような記憶があるのですが日本の新幹線を中国に輸出するというニュースがありました。広大な国土に新幹線というものは欠かせないでしょうから日本企業の利益が大きいだろうと思いました。しかしそのニュースをよく読むと、日本は新幹線を日本が中国に建設するのではなくて新幹線の技術やシステムそのものすべてを売却するということでした。ですから中国は急速に新幹線網を整備していきます。
なぜこのようなことが起きたのか?
そのころ日本はリニアモーターカーの実用化にめどが立ち始めていましたから、新幹線技術はもう古い技術としてすべてを売却したのかもしれません。
中国は日本だけではないでしょうが日本の技術自体が欲しかったのでしょう。これは新幹線だけではなくて様々な分野に及んだようです。
一方日本は中国との国交回復から資本輸出をし繊維からはじまりやすい労働力を求めて経済進出をした。ここからも日本の技術は中国の中に入っていったでしょう。
こういった日本と中国の経済の互恵関係という形が進みましたが、日本がGDPばかりではなくて技術面でも中国に追いつかれ追い抜かれていくのにそうは時間を要しませんでした。
この逆転現象は、発展する経済と萎む経済の相対的な差から急速に進んだものと思います。
中国は日本の技術によって発展したのは確かでしょうが、しかしそれを見て日本は優越感に慕っている場合ではないのです。日本は咲にも書いたように低賃金を求めて資本輸出を四国内でも労働者なお低賃金化を進める。これを企業利益のための生産性と考えてしまったのではないか。昔ながらのより安く生産をして国際的競争力で勝つという時代遅れになってしまいました。ロボット技術の精密機械部門は強くてもITなどには弱い。半導体生産は強くてもソフト面が弱い。こうした新しい技術の遅れをとりました。ですから中国への優越感ではなくて日本の失敗を反省すべきなのです。
中国は今後も国内の貧富格差を埋めようとするでしょう。それは個人消費を増大させます。しかし日本はさらに貧富の格差が増大するでしょう。インバウンド頼りです。
この政治的な政策の違いがさらに中国と日本の経済状態の逆転を広げるかもしれません。
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池に浮かぶ月1145【3月29日】

2021年03月29日 09時54分57秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は満開の桜に雪が降りました。
そして今年はほぼ夏日です。
タバコを買いにコンビニまで行ってきたのですが、大汗をかいてしまいました。
帰宅して着替えたら。。。。。
下着はまだヒートテックでした・・・・・

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2020年 3月29日(日)「雪」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
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