昨日は為替が一時1ドル120円まで円安となりました。
円安の場合は株価は上昇しますが、昨日は-92円でした。
瞬間風速かもしれませんが円安株安を端的に示しました。これによりドル建て日経平均も下げていました。
ロイターに「円急落 安全通貨の機能終焉か」という記事がありましたが、主要通貨の中で円が独歩安だったようですから、対ドルだけではなくて主要国の通貨の対しても円安を示したと見えます。
日本経済のかじ取りはアベノミクス・日銀緩和というもので進んできた。これは円安を歓迎して(実は円安誘導でしょう)輸出企業の利益(競争力)を守ろうとし、それは株価の上昇を招くものでした。しかし安全通貨としての円が終焉して現在の円安株安傾向が進めば、景気判断の結果次第では「躊躇なく追加緩和を行う」とした日銀の緩和政策が取れなくなるでしょう。そして景気のさらなる交代はアベノミクスの失敗として顕在化してきます。
しかし今だに政府は景気の後退を認めていないのですから日本経済は最悪な方向に向かう恐れがある。
もちろん現在の日本経済は新型肺炎の外的要因によるものだと分析もできますが、10-12月期のGDPは6%も下がりマイナス成長になりました。これは言うまでもなく消費増税によるものです。外的要因が厳しさを増す上にさらに消費増税ですから経済政策の失敗は明らかです。この失敗が新型肺炎という要因はあるものの円安株安という最悪の事態を招いたとみることができるでしょう。
円安の場合は株価は上昇しますが、昨日は-92円でした。
瞬間風速かもしれませんが円安株安を端的に示しました。これによりドル建て日経平均も下げていました。
ロイターに「円急落 安全通貨の機能終焉か」という記事がありましたが、主要通貨の中で円が独歩安だったようですから、対ドルだけではなくて主要国の通貨の対しても円安を示したと見えます。
日本経済のかじ取りはアベノミクス・日銀緩和というもので進んできた。これは円安を歓迎して(実は円安誘導でしょう)輸出企業の利益(競争力)を守ろうとし、それは株価の上昇を招くものでした。しかし安全通貨としての円が終焉して現在の円安株安傾向が進めば、景気判断の結果次第では「躊躇なく追加緩和を行う」とした日銀の緩和政策が取れなくなるでしょう。そして景気のさらなる交代はアベノミクスの失敗として顕在化してきます。
しかし今だに政府は景気の後退を認めていないのですから日本経済は最悪な方向に向かう恐れがある。
もちろん現在の日本経済は新型肺炎の外的要因によるものだと分析もできますが、10-12月期のGDPは6%も下がりマイナス成長になりました。これは言うまでもなく消費増税によるものです。外的要因が厳しさを増す上にさらに消費増税ですから経済政策の失敗は明らかです。この失敗が新型肺炎という要因はあるものの円安株安という最悪の事態を招いたとみることができるでしょう。