猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

嫌いにならないで~! -虫嫌いの皆様へ-

2005年07月08日 04時21分23秒 | 育てちゃったよ....
実は私、最近変な趣味に目覚めました...って違~う!
もとい、
実は私、アゲハ蝶の幼虫を育てています...。
ああっ、引かないで!閉じないで~!
虫嫌いの皆様には大変ご迷惑さまですが、告白させていただきます。

今を遡ること3年前。ゴンザが私にお土産として、2つの柑橘類を買ってきてくれました。
名前はなんと言ったか忘れましたが、確か、マーコットとやらと、もう1種類のものです。
とっても甘くてジューシィなそれは、1つの方が大変立派な種を持っていまして、ふと思いついた私は軽~い気持ちでそれを選りすぐり、ベランダの植物の足元に蒔いてみたわけです。
そうしましたら。
なんといくつもの芽が出てきましてね、驚いたのですが、そいつらだけ独立させてみたんです。
ええ、そしたら。結構育ちました。3年も経っていますから。
それでこれがまた、いい匂いの葉っぱでね~。
大切にしていたんですよ。そしたら...
つい先日、そこにアゲハ蝶が一瞬とまったのが、まさに目に留まったわけですよ。
で、まさかと思って調べたら、ツヤツヤした、真珠みたいな卵が3つ、産み付けられていた、と。
ええ、そりゃ悩みましたよ、正直。このまま葉から除去して捨てようか、と。
しかし...好奇心の方が勝っちゃったんですな。で、飼っちゃった(ダジャレばっかか!?)。
ネットで色々調べたりして、万全の態勢ですわ。柑橘類に卵を産んだということは、柑橘類しか食べない種類と知って、甘夏の木も買っちゃいました。だって、最初に卵を産み付けられた木じゃ、1週間と持たず丸坊主になっちゃいますからね。いくら3年経ってるって言っても。木も幼虫も共倒れじゃ、なんか救われませんし。で、昔懐かしい飼育箱も買って、観察を始めた、と。
アゲハの卵は5日ほどで孵るそうで、私がそれを育てる決心をするまでが4日間。つまり、飼育箱に入れた次の日には孵化したわけですな。
んで、そこからはもう、ものすごい勢いで成長しています、ハイ。1日で倍くらいの大きさになるんですよ、これが。自分で育てておいて何ですが、やっぱ気持ち悪かったです、最初は。ゴンザなんて虫が大嫌いですから、顔を背けてました。でも何ですな。人間とは不思議なもので、自分で育てているものには愛着が湧くらしく、段々可愛く見えて来ました。フンをする瞬間を見て喜んだり...ゴンザなんて「葉っぱ食べろ!」なんて声をかけ始める始末で。
...そしたら~っ
今度はパセリの上に新たな幼虫発見ですよ。もう勘弁して欲しいんですが...作りましたよ、ペットボトルで即席飼育箱。だって、うちのパセリはこの春ウドンコにやられ、風前の灯なんですよ。あんな上にいちゃ、あっという間に餓死ですもん。まったく、親となる蝶も「見通しの悪い産卵するなよ!」って感じですけど、葉の数までは数えられないでしょうからねぇ...。
買いました、パセリの葉っぱ。で、保護した時には我が家のパセリ丸坊主。幼虫も危機一髪です。しかも1匹行方不明...ツバメの子育てに使われちゃったんでしょうか?
結局こっちはキアゲハの幼虫だったんですけど...写真はやっぱりお厭ですよね、皆さん。
(でも載せちゃう)

ああっ、皆さん。
嫌いにならないで~!
閉じないで~っ!

頑張りますよ、子育て。