猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

別にいいけどね.....

2005年07月27日 21時59分16秒 | ぶ~すか言ってやる!
だいぶ昔のことになるが、私は性転換した男性、つまり「オカマ」さんと間違われたことがある(笑)
1度目は朝方の六本木アマンド前(ベタやな~)で、出会いがしらに。
当時の私より少し年上かと思われる女性に
「イヤッ!ニューハーフッ!!!」
と言われたこと。
2度目はロケ帰り、急いでいたために化粧も落とさずタクシーに乗っていたとき、信号待ちの車内で外をボーっと見ていたら、隣に停車した車の運転手に.....。
彼は隣の恋人と思しき女性に、こちらを指差し、「オカマだ、オカマ」
と言ったのである。

別にいいんだけどね。
私が気になるのは、私に向かってそう言った人々が、本当の「オカマ」さんに会った時もそう言うのかな、ということだ。
それって例えば、普通に歩いている人間に出会いがしら、
「うわっ!太った人!!!!」とか、
「イヤッ!短足っ!!!!」
とか言ってるのと同じなんじゃない?
と思うのだ。

誰だって人と違うところは持っているし、そりゃみんな胸の中では他人に対して色々思っていることはあるだろうけれども、わざわざそれを大声で言うなんてことはそうそうないはずだ。
しかしそれがこと、社会的に「マイノリティ」とされている人物が相手となれば、堂々と口に出す。
大体「マイノリティ」って何なのよ、って話だけどさ。

ちなみに最近、私は歩道を歩いていてすれ違いざまに
「イヤッ!すごい美容整形っ!!!!!」
と叫ばれたことがあります(爆)
私は誓って美容整形などしていないので(っーか、顔直すぐらいだったら胸を大きくするわ!)、一瞬自分のことを言われているとは思わなかったのだけど、周囲を見回しても他には通行人もいないし、「え?まさか私のこと言ってるの???」と思って振り返ると、その言葉を叫んだと思われる女性が口を押さえてこちらを怯えた目で見ていたから(笑)たぶん私のことを言っていたのだろう。
しかしまさか追いかけて行って「整形なんてしてませんよ」とわざわざ否定するわけにもいかないし、そのまま立ち去りましたがね。

その後、それらのエピソードをまとめて馴染みのお寿司屋の大将に話したら、大ウケ。
実はその大将。私のことを日頃から「ニューハーフ」と呼んでいるんだよね~(笑)