猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

あちらを立てればこちらが立たず。

2008年05月09日 03時38分27秒 | 

畑のフェンスではブラックベリーとラズベリーがたくさん蕾をつけてますが...
キミら、ちと育ち過ぎちゃう?(笑)

 

ええ~。

一応一家の主婦たるワタクシではありますが.....

GW中、がむしゃらに走り回っていたがために、
いろいろ、滞ってます(笑)

今が植え付けシーズン真っ盛りの畑では、ネットをかけていないがゆえに、
ゴンザの大好物のイチゴちゃんが、鳥&虫にいいように食われちゃってるし。

 

かろうじて鳥&虫の魔手から逃れた精鋭たち。 
ああ、早くネットをかけなければ...

 

今週末には苗が届くというのに、さつまいもを植える場所はまだ耕してないし。

現在急成長中のソラマメちゃんの茎はアブラムシだらけだし、
植えつけるはずの珍しいトマトの苗も、ベランダで待ちぼうけを食ってるし。

 

アブラムシがつくのはまだ花が残っているやわらかい茎。
一方で巡礼をしながら、一方で「害虫を除く」と称し、殺生を繰り返す己に
「何やってるんだ私!?」と、問いかけること数え切れず。 

 

おまけに『ぶ~すか』言いたいネタも結構あるのに、
なんだか書けずに、おなかの中でブスブスくすぶっちゃうし。

ああ、本も読みたい(このところ数行読んでは寝てしまう・笑)。

ちゃんとした料理も作らなきゃ。

 

この色を見るとホッとする。
アンブリッジローズは私の一番好きなバラ。
(でも葉が食われてた~・泣) 

 

バラももちっと手入れをしてあげたいし、爪の手入れもしたい。

.....って、考えるだけは一応考えるけど、結局ぐだぐだぐだ。

いや、まあ、『急がば回れ』とも言うしな。
(↑使い方間違ってないか、私!?間違ってるぞ、私!)

.....今日のところはのんびりしとくか(爆)

<以降、くり返し>

 

ところで、畑の帰り道、すごいランチ(Wランチという)を見つけました。

まず、スープ(しっかり一人前)、
副菜(納豆、冷奴、生卵、サラダの中から一品選ぶ)、
漬物がついていて....

メインが二品選べて.....
おひつにたっぷり入ったご飯つき&コーヒー無料!
これでしめて1050円はすごいっ。
しかも美味いっ♪
こりゃ...下半期を待たずして、出たか?今年のギャランドゥ大賞が!?

 

追記: 盗まれた放射性物質『イリジウム』の捨てられた川の横。
     ガンガン通ってました(怖)
     あのクソ犯人!
     普通に生活している人や小さな生き物を危険にさらすなんて.....
     なんてことするんだ、ボケ!


それも人、これも人  - 巡礼後記 -

2008年05月08日 02時02分55秒 | 旧小机領三十三所観音霊場巡り

さて。

長らくお付き合いいただきました、旧小机領三十三所観音霊場を巡る旅も、
おかげさまをもちまして、無事、結願(けちがん)と相成り.....
現在、心地よい疲労に包まれている我が家ではありますが。

 

巡礼の道は山アリ谷アリ、のどかな道アリ幹線道路アリ、でした。

 

本日はたまりにたまった家事を片付け、
また、これから、たまりにたまった写真の整理に追われる予定です。

で、追々、巡った各お寺の詳細などもUPしてゆこうかな、
などと思っているのですが.....

これについては徐々にという形で、しばらくは通常更新の記事の他に、
もうひとつ記事をUPするという方式になってゆくかもしれません。

 

ベランダでは、我々がお寺めぐりをしている間.....
アンブリッジローズがその美しい花を咲かせていました♪



が。
その前にまずは、この巡礼で私が感じたことなど、少し書いてみようかと。

最初は「楽しそう♪」と思って始めたことが.....
教えてくれたたくさんのこと。

 

夕方になると甘く強い香りを放つハゴロモジャスミン。
今、我が家のベランダでは、
アンブリッジローズとこの花の香りが混ざり合い.....
まるでこの世の天国♪

 

まず、驚いたのは、巡礼という行為が、普段はあるはずの人の心の垣根を、
あまりにたやすく取り払ってしまうということでした。

各お寺の境内に足を踏み入れた瞬間、
なぜかみな、自然に笑顔や言葉を交わす不思議。

老いも若きも、男も女も......

 

このニャンコはゴンザと超ラブラブになってしまい.....
境内から階段を下りてついてきてしまうまでに。
で、意地悪な私は帰宅後それをちゃあこに報告(爆)

 

そこには、目に見えないながらも、
『皆、生きていて、この一瞬を共に過ごしている』という、
そんな喜びがあったような気がします。

この子年観音のご開帳は、文字通り、次は十二年後。

その中では、出会う巡礼の方、
また、各お寺でお接待をしてくださる檀家の方々の年齢が様々であることから、
「次の時には私はもうこの世にいないわね~」とか、
「あんた達はあと三回は周れるよ~。頑張りなさいね」
なんて言葉がポンポン飛び出してきて、
なるほど、人の一生を色んな視点で考えると、この一瞬をいとおしみ、
楽しみ、分かち合うことの大切さが心にしみてくる感じがしたものでした。

 

各お寺で出して下さるお茶とおやつは本当にどれも美味しく、
これも楽しみのひとつでした♪
特に、『東観寺』でいただいたこの田楽の美味しさと言ったら!
手作りだというこのユズ味噌がもう、素晴らしいお味なのです~♪

 

また、静かな境内を吹き渡る風には、はるかな時間を超える何かがあり、
長い長い間、人々の祈りに包まれ続けた場所の持つ、
圧倒的なパワーと、それゆえの静謐に涙が出る思いでした。

 

 

 

小さな山の中にある、小さなお寺の碑に刻まれたのは、
周辺から出征して二度と戻らなかった人々の名。

さわさわと揺れる竹林の音は、そのときも今も、変わらないはずなのに....
なぜ彼らは、この美しい場所から死地へ赴かねばならなかったのだろうと。

 

いくつかのお寺には戦没者の慰霊碑があり、
中にはお一人お一人の名が刻まれたものもありました。
写真は30番『長泉寺』にある、慰霊の砲身。

 

平和を祈り、生きる喜びを感じるのも人間なら、
奪い合い殺しあうのも人間。

何百年という時を、そこで見つめ続ける観音様は、
幾度も繰り返される飢饉や戦争や、数え切れない人の生死を、
どんな思いでご覧になっていたのか。

 

生きて今ここにあること。
祈りを捧げられること、笑えること。
それはなんとありがたいことか。

 

.....そんな、色んな思いを含め、本当に多くの、多くの出会いがあった、
この巡礼の旅でした。

おそらく自転車で走行した距離は150キロを越えたと思われ(笑)
「自転車で、順番どおりに周ってます」と言うと、
誰もが眼を丸くして驚いていたけれど.....
(巡礼コースは山アリ谷アリ。番号順どおりに周ろうとすると行ったり戻ったりを
 繰り返さねばならず、たぶん移動距離は倍ほどに・笑)

とても、とても気持ちのいい、一生心に残る旅、でした。

 

自転車くんたちもご苦労様!
そして長い距離ありがとう♪

 

ちなみに、この旅でゴンザが私につけた新しいあだ名は『下り番長』。

これは上り坂ではヒイヒイ言いながら自転車をこぐ私が、下り坂では一転、
「わっはっはっはっは~♪わっはっはっはっは~♪」
と、野太い笑い声を上げて、猛スピードで突進してゆくから、なのですが.....(笑)
(周囲を歩いていた人々はギョッとして振り返る・爆)

また十二年後には『登りも番長』と言わせて見せるぜ!(笑)

 

無事巡礼を終え、帰宅ののちは、
近所の鯛焼き屋さんの十勝あずきサンデーで「お疲れ様~♪」。
この直前に、店員さん(おばちゃん)が運んできた二つを、
テーブルに置いた瞬間バタっと倒して中身がドバ~っとこぼれるという
ハプニングのオマケつき(笑)
つまり...これは新しく運んできてくれた二つ目ね。
いや~、疲れた身体に甘いものが美味い~♪


三十三所、プラス1戻る。

2008年05月06日 16時58分58秒 | 携帯から
かねてよりまわっておりました、旧小机領子歳観音。

本日をもって、とうとう三十三所、すべて巡り終えることが出来ました!

昨日は三十二番寺まで周り、今日は朝から、一番遠い三十三番さんを目指すのみ。


昨日訪れた三十二番『東観寺』さんでは、ご住職から
「明日、三十三番さんではご住職がいらっしゃらないから、
 結願したらここへ戻っておいで。結願のしるしを書いてあげるから」
と、そう言っていただき、お約束通り、最後にひとつ戻って…結願!

ああ、巡礼とは、なんと楽しく、出会いに満ちた、幸せな旅なのでしょう!

このblogを通じてお付き合い下さった皆さん、ありがとうございます。

また、巡礼のあいだ、親切にして下さった皆様、
本当にありがとうございました。

そして、私たちを優しく見守って下さった観音様。
本当に本当にありがとうございます。

また十二年後にも、参ります!

ああ、最高の時間でした~!!

不思議な出来事Ⅱ

2008年05月06日 01時00分16秒 | 旧小机領三十三所観音霊場巡り
あれは…
何日前のことだったろうか?

GW後半を前に、平日も時間を見つけては、三十三所巡りを続けていた我々は、
一人の女性と出会った。

十番目のお寺でお参りを済ませて、境内のあちらこちらにカメラを向けていると、
息を切らせて、その女性は、
「100人くらいの団体を見ませんでしたか?」と、
そう尋ねてきたのだった。

聞けば、『歩こう会』の一員であるその女性は、
会の今回の目的であるお寺巡りの集合に遅れてしまい、
先に出発した会の人々を追って、予定されていた順路を、
急ぎ足でやってきたのだと、そういうことだった。

その日はあいにくの雨とあって、足場も悪い上、
各お寺はその多くが高台にあり…
その道のりは、距離の割にキツいものだったろう。

尋ねた団体がもう一時間も前にそこを通り過ぎたことを
お寺の方から聞いた女性は、困惑しながらも、
「では急いでまた追いかけてみます!」と、
そう慌てて、お参りもせずにその場を立ち去ろうとしたのだった。

…と。
ゴンザがふと、女性を呼び止める。

「十一番のお寺でしたら、僕たちと行き先が同じようですし、
 よければ車に乗って行きませんか?」と。

雨のため、その日に限っては、車でお寺を巡っていた我々だったが…
ちょうどそれが幸いしたのだ。

女性を車に乗せて次のお寺までの道のり。
三人はその進路に団体の姿がないかと、始終キョロキョロし(笑)
同時におしゃべりにも花を咲かせ…。

ついに次のお寺で女性を降ろすと、
「どうぞ、お先に境内へ。ここで皆さんに会えるといいですね!」と、
急ぎ挨拶を交わすと…
駐車場に車を入れ、自分たちも境内へ歩みを進めた。

…が。
すでにそこには女性の姿も団体の姿もなく…
彼女がみんなに追いつけたのかどうか、我々にはわからないままだった。

「あれぇ?どこ行っちゃったんだろ?追いつけたのならいいけど…」

もしそこにも団体の姿がなかったら、次のお寺にもご一緒しましょうと、
そう声をかけるつもりだったゴンザは、キョロキョロと女性の姿を探し…
「追いついてたらいいねぇ」と、そう言いながら、
本来の目的であったお参りをしたのだった。

そして…。
いくつかの昼と夜が過ぎた、今日のこと。

本日二つ目のお寺でそれは起きた。

目的地に着き、自転車を停めた私がふと目を上げると、
そこにはたくさんの人がいて…
今まさに目の前1メートルほどのところに、
あの女性がこちらを向いて立っていたのだ!!

「あ~~~~っ♪」
その声に驚いたゴンザと女性は同時に私を凝視し、
初めはなぜ大声をあげたのか、一瞬わからない様子だったが、
すぐに互いの姿を見て先日のことを思い出したのか、
「ああ!!」と、笑顔になり…

「あの日はその後合流出来ましたか?」とか、
「お二人ともあの日と感じが違うから、一瞬わからなかったわ」とか、
嬉しい偶然にひとしきり盛り上がり(笑)

「ご縁があったらまた会いましょう♪」と。
「十二年後にもまた!」
と、そう言葉を交わし、別れたのだった。
不思議なご縁に、とても驚きながら…。


この巡礼で、巡礼者が回るお寺は三十三。
会期は約一カ月ほどもある。

また、我々は一番から順番にお寺を巡っているのに対し、
この女性やほとんどの人々は、番号順ではなく、
最短時間、最短距離でいける順で回っているのに…

なぜか、この日このとき再会出来た不思議。

まさに、縁は異なもの味なもの。
である。

だからもしかしたら…
本当にまた十二年後、彼女に会えるかも♪

だから…
おばちゃ~ん。
それまで元気でいてね~!
私たちも頑張るよ-♪

つ、疲れた…(笑)

2008年05月04日 22時29分13秒 | 携帯から
コメントのお返事、遅れて申し訳ありません!

もうしばらくお待ち下さい…

ワタクシ、先ほど帰還いたしましたが、本日の自転車走行距離、六十キロとあって(爆)
さすがにヘトヘトでございます(笑)
(しかも登り坂がいっぱい~・泣)

で、明日もまた、朝から巡礼です。

ね…寝よ(爆)