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庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

昼は田鶴鳴梅林の珍しい梅 夜は本園のライトアップ 

2019年02月24日 | 水戸の梅

猩々梅林と田鶴鳴梅林をつなぐ花追い橋。田鶴鳴梅林側の橋のたもとの筑紫紅が満開です。
田鶴鳴梅林の珍しい梅が次々に咲き始めています。


花追い橋からまっすぐ田鶴鳴梅林に入ると、紅加賀が満開です。


最初の水場を過ぎて、次の2番目の水場の少し手前で寿が咲き始めました。寿のめしべは7~8本は少ないほうで、最高ではひとつの花で20本のめしべを数えたことがありました。今シーズンは寒さのためか花底が傷んでめしべが消えてしまったり、多くて4~5本どまりです。


2番目の水場の園路の反対側の、長い間本当の品種名がわからなかった謎の梅の木です。
名札は塒出の鷹ですが、塒出の鷹は一重で少し赤みのある大きな花です。ところがこの花はピンクの八重です。


じつは戦前に名前を間違えて売り出された梅の木がありました。誤った売り出し名は塒出の鷹で、正しい名は東錦であったことが、町田群芳園の先代の増井氏の書かれた記事から判明したのでした。
おそらく間違えられて売られていたときに購入された方が、これを田鶴鳴梅林造成時に偕楽園に寄贈し、偕楽園は今日までその名で表示していたものです。今では名札の品種名はすっかり消えてしまいました。


葉に白い斑入り、新梢にも薄黄色の斑が入る翁が咲き始めました。2番目の水場から未舗装の園路を田鶴鳴橋方向に行きトンネルの手前です。


花追い橋方向に進み、左側のお花畑の始まるところの蝶の花形が咲き始めました。裏紅の花は咲き始めがとてもきれいです。

開いた花は薄いピンクです。蝶が飛び立つ様子を思わせる花です。そのまま進むと花追い橋手前で筑紫紅にもう一度出会います。
そのほかにも田鶴鳴梅林には花香実や鈴鹿の関、青龍枝垂などのほか品種名不明ながらも見ごたえのある花があります。

裏紅の名花と言えば唐梅です。

吐玉泉下の池の水面近くの唐梅の後ろ姿です。

表からもとってもきれいな花です。

咲き進むごとに花弁の先端部が白味を増してきます。

本園内の六名木も咲きはじめています。本園内の六名木は六角形の垣根で囲ってあります。

六名木の柳川枝垂

六名木の白難波も

六名木の烈公梅も咲き始めました。

もはや日が落ちて薄暗くなってきました。でもあわてることはありません。梅まつりのライトアップ期間中は夜9時までお楽しみになれます。











偕楽園の夜梅まつりは3月9日(土)、弘道館は3月2日(土)です。詳しくはこちらを
http://www.mitokoumon.com/yoruume/



コメント (2)
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