見晴広場東側の八重寒紅と広場の向こう側の好文亭
この八重寒紅はかつては本園内で最初に咲く木で、見晴広場の向こう側の好文亭を入れた写真は、水戸の梅が咲きだしたことを告げる新聞のニュースなどによく用いられたのを記憶しています。大震災の後は別の八重寒紅が先に咲くようになりましたが、今でも早咲きです。
1月26日 偕楽園本園の梅を見てきました。
もっと多くの梅の木に花が咲いていると思って行っていたが、咲いた梅の木の本数は意外と少なそうでした。
それでも早咲きの梅の木は花数が非常に多くなり、特に八重寒紅は香りが強くただよっていました。
強い香りを漂わせる八重寒紅
見晴亭裏側の冬至梅
南崖の冬至梅を松の古木越しに見下ろす。
花数は少ないものの、南崖の梅を中心に、珍しい梅の花を見てきました。
南崖の翁
真っ白い斑入りの葉と薄黄色の斑入りの枝が珍しい翁も咲き始めていました。花よりも新葉の出始めのほうに注目したい梅です。
僊湖暮雪碑近くの塒出錦
斑入りの梅と言えば塒出錦です。葉には黄色と赤色が絶妙にまじり、新梢も同色の斑が見られ、実のも日当たり部分が赤色、花もピンクの美しい八重。一番花が咲いていました。
南崖の道知辺
咲き始めはピンク色で花弁が丸いスプーンのような、抱え咲きのかわいい花です。左側の白い花は寒さで花の傷みが早いのでしょうか。
南崖椚門下の麝香梅
野梅性の微香を放つ比較的開花時期の速い花。偕楽園の梅図鑑にはまだ登場していません。
正岡子規の句碑に寄り添う一流
ピンクの八重咲では珍しく早咲き。一流の俳人と一流の梅に出会えるスポットです。
一流の梅に出会えるスポットです---、素晴らしいお庭ですが、寒い時期にお出かけ、お気をつけてください。