オランダ、リトアニア、ベルギーの合作映画です。そのためイギリス映画やハリウッド映画などとは
かなり違う映画となっていました。
【あらすじ】
オランダ出身でドイツ軍に志願した兵士や、対独レジスタンスに参加した弟を救おうとする
オランダ女性、グライダーの操縦士としてマーケット・ガーデン作戦に参加したものの、
途中で撃墜されオランダのドイツ占領地に撃墜された英軍パイロットなどを描いた群像劇で、
それぞれ物語が進むに連れ結びついて行く展開の映画です。
当時の戦況としてはベルギーのアントワープで物資の補給を画策する連合軍ですが、
アントワープの北側にドイツ軍がいるため、アントワープの港を使えないため、
状況の打開を計ろうとしています。
【感想】
それぞれ自分が良かれと思ったことをする話ですが、立場によってすることが様々なことに
なっています。
誰かを悪役にせずに物語は進みますが、時代の制約により、それぞれが苦境に陥る展開です。
ドイツに占領されたオランド、ベルギー、リトアニアの制作による映画なので
このような内容になったのでしょう。戦闘シーンは少ない目でしたが、
迫力があり見応えがありました。
当時のドイツ占領地の困難さが解る映画になっています。