単純に元特殊部隊員が活躍する映画、ではなかったです。
近年、何かと取り上げられるPMC(民間軍事会社)ですが、
そこで働くことになった元米兵の話です。
[あらすじ]
海兵隊員のジェームズ(クリス・パイン)は、膝の痛み止めを服用していたことなど
諸々の理由により、海兵隊を除隊させられ、年金も健康保険も与えられないのでした。
もともとPMCのことは知っていても、そこで働くことはしたくなかったのですが、
他で稼げる方法も無いため、契約して働くことにします。
そこでドイツに友人とともにチームとして派遣され、テロを企んでいるとされる
アラブ系のウィルス研究者を監視するのでした。
[感想]
ストーリーの最初の方から、トリプル・キャノピーやエリック・プリンスなどの
その方面で色々話題になった名前が出てきますので、シンプルなアクションものでは
無さそうなことが伺えます。
テロ対策の実務を公的機関から民間会社が請け負い、現場は民間の会社員が
実行しますので、実行部隊のメンバーは詳しいことは知らされません。
そのあたりの民間委託ならではのことを扱った映画になっていました。
宣伝写真などでは普通に軽いアクション映画のようですが、時代を反映した結構しっかりと
作られた映画でした。
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