様々なところで引用され、主体の生成について書いてあっても、
何かと読みにくいクリステヴァの著作だが、
こちら著者は、図解しながら、アブジェクション(棄却)などから
どのように構造が生成していくかをクリステヴァより解りやすく
解説していく。
ユング派は、神話や昔話でいろいろ書いているが、こちらの方が
ドライで読み易い。
1993年に出版された本書だが、当時は臨床家が読んでも
解らなかっただろうと思う。
その基になる偶然についてだが、クリステヴァの場合、
留学先の恵まれたフランスと、ソ連に支配された貧しいブルガリアで
ユダヤ系として産まれて育つことの違いが大きかったので
主体の生成の基から考えることになったのだろう。
偶然に関わった事によりもたらされる事柄が、人により違うために、
世界の切り分け方、分節化が違うので、世界の見方、感じ方が
人によって違うのは当然というのは、似たような育ち方、暮らし方を
することの多い日本の臨床家には解りづらいのだろう。
何かと読みにくいクリステヴァの著作だが、
こちら著者は、図解しながら、アブジェクション(棄却)などから
どのように構造が生成していくかをクリステヴァより解りやすく
解説していく。
ユング派は、神話や昔話でいろいろ書いているが、こちらの方が
ドライで読み易い。
1993年に出版された本書だが、当時は臨床家が読んでも
解らなかっただろうと思う。
その基になる偶然についてだが、クリステヴァの場合、
留学先の恵まれたフランスと、ソ連に支配された貧しいブルガリアで
ユダヤ系として産まれて育つことの違いが大きかったので
主体の生成の基から考えることになったのだろう。
偶然に関わった事によりもたらされる事柄が、人により違うために、
世界の切り分け方、分節化が違うので、世界の見方、感じ方が
人によって違うのは当然というのは、似たような育ち方、暮らし方を
することの多い日本の臨床家には解りづらいのだろう。
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