ハゼ釣りのシーズン

　白岩川の河口近くで、橋から釣り糸を垂れている人がいました。釣っているのはハゼだそうです。
　ハゼは、琵琶湖などの淡水にもいますが、多くは海への河口近くにいて、「ハゼ釣りは彼岸から」という言葉があるように、秋の魚です。そういえば川の両岸であっちにもこっちにも、気軽に釣り糸を垂れている人が見られました。
　ハゼ釣りが見られるのも、秋になった証拠です。

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走りたくなる？

　暑かったり涼しくなったり、夏と秋の間を行ったり来たりの日々ですが、風が秋の風になり、空が深くなって、もうあの夏の日々ではあのません。人間の気分も確実に変化しています。
　橋の上で止って景色を見ていたら、突然走って通り抜けていく人がありました。もちろん夏の最中にも走っている人はありましたが、それは苦行のように見えました。今、走り抜けていった人は少し違いました。走るのですから、それなりの苦しさはあるのでしょうが、やっぱり秋を楽しむというか、秋だから走りたくなった、という気分がどこか漂っていました。それが秋ですね。

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