2013/01/20 (日曜日) 晴れ
今日は大寒だった。 めちゃくちゃの上に超が付く位、寒かった。
でも昨夜、寝ながら考えたシリンダ組み立ての新しい工法を試してみたくて
鼻水を垂らしながら工作に取り掛かった。
↓ シリンダーにフランジ(上下)と蒸気供給パイプを半田付けする。
これら先に半田付けする部分は高温半田(溶融温度295℃)を使う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3c/afcf86633d96eaea14ced3f587af5d76.jpg?random=2d8750e791ad82afece1137749ca7da1)
↓ ピストン棒支え(4φ、5φ、6φパイプのバームクーヘン式。)
ここはシリンダ後部の気密保持とクロスヘッドも兼ねる。 これも高温半田で処理する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ad/77873b7c432244f1dbabe865bc35cc52.jpg?random=e99698b0b6fc25de29be7939a9df77c5)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c2/2cfe740b1eab9289782622c9ae98c9f2.jpg?random=a2f2f255e5f0440689cd07e4e32e827a)
↓ 今までは別の作業工程でシリンダの後蓋にピストン棒支えを半田付けして最後に組み立て
していたが、今回はシリンダとピストンを組み立て仮調整して、そのままピストン棒支えを
半田付け(低温半田?(普通の半田 溶融温度は200℃位)した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/51/4eed98c6bb355843e27b3546b0e2e47e.jpg?random=6abe9e1fe814afb0b8fb92241b0fd80a)
↓ コンパウンドを塗って摺り合せ。 シリンダーを前後方向に滑らせて摺り合せした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2e/d54ca7a784be68515e20366359bb7257.jpg?random=dfca4f674aba9217b5e293a4d720ad20)
↓ 組み立てを分解してアルコールでコンパウンドを拭き取った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/b3/5c9b81bb0718ce43a7bfd82c1ff0efa2.jpg?random=5bb009d118ba47a689188cdf06b3f77f)
この方式ではかなり機密性の良いピストンができたと思う。
ただピストンがスムーズに動作する位置(円周方向)が限定されてしまう。
しかし、ピストンにその位置をマークしておけば使用上はまったく問題はないはずだ。
これをどの円周でもスムーズに動くように(摺り合せ)すると、隙間が大きくなって
漏れが大きくなってしまう。
↓ ピストンがスムーズに動く位置をマークした。 これを目印にシリンダに組み込めば
使用上は問題はない(と思う)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/56/11a350a1b1fb8e1ac12aff93efd4e47d.jpg?random=ccc6437547a9ff731f85bdb63d853752)
↓ ベスト位置で再組み立てができるか、何回か分解・組み立てを繰り返してみた。
ちょっとコツが必要だが、大丈夫だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/6c/0b6eea06b8dffbeb5320202b9299fc5b.jpg?random=c7c7cfce09e5b6b164540a6fe68d8a91)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fe/f3527376a8aaad2ad7200fcd712578b3.jpg?random=86a8ec81be384a8803f32c8da9bb1d0b)
半田付け箇所が何箇所かあって、時間を置いて半田付けする場合は
先に半田付けした部分が溶けてしまって失敗してしまうことがある。
そこでこういう場合では先に付ける方をロウ付けにして、再度
半田付け温度に過熱しても大丈夫なようにするのだが、シリンダーの
ように精度が必要な箇所を赤熱するほど過熱するのはちょっと危険だ。
このため、今まではシリンダ後蓋に取り付けるピストン棒支えは
シリンダフランジから取り外して半田付けしていたのだが、
そうすると、取り付け誤差がでてどうしても隙間が大きくなる。
今回は高温半田と普通半田の温度差を利用して組み立てたたまま
半田付けしてみたが何とかうまく行った。
明日は残る1個を工作しよう。
2個目は失敗する・・・・というジンクスがあるが大丈夫かな?
手作業で工作したピストンの研削作業の様子です。
お暇な方は是非ご覧くださいませ。
今日は大寒だった。 めちゃくちゃの上に超が付く位、寒かった。
でも昨夜、寝ながら考えたシリンダ組み立ての新しい工法を試してみたくて
鼻水を垂らしながら工作に取り掛かった。
↓ シリンダーにフランジ(上下)と蒸気供給パイプを半田付けする。
これら先に半田付けする部分は高温半田(溶融温度295℃)を使う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3c/afcf86633d96eaea14ced3f587af5d76.jpg?random=2d8750e791ad82afece1137749ca7da1)
↓ ピストン棒支え(4φ、5φ、6φパイプのバームクーヘン式。)
ここはシリンダ後部の気密保持とクロスヘッドも兼ねる。 これも高温半田で処理する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ad/77873b7c432244f1dbabe865bc35cc52.jpg?random=e99698b0b6fc25de29be7939a9df77c5)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c2/2cfe740b1eab9289782622c9ae98c9f2.jpg?random=a2f2f255e5f0440689cd07e4e32e827a)
↓ 今までは別の作業工程でシリンダの後蓋にピストン棒支えを半田付けして最後に組み立て
していたが、今回はシリンダとピストンを組み立て仮調整して、そのままピストン棒支えを
半田付け(低温半田?(普通の半田 溶融温度は200℃位)した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/51/4eed98c6bb355843e27b3546b0e2e47e.jpg?random=6abe9e1fe814afb0b8fb92241b0fd80a)
↓ コンパウンドを塗って摺り合せ。 シリンダーを前後方向に滑らせて摺り合せした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2e/d54ca7a784be68515e20366359bb7257.jpg?random=dfca4f674aba9217b5e293a4d720ad20)
↓ 組み立てを分解してアルコールでコンパウンドを拭き取った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/b3/5c9b81bb0718ce43a7bfd82c1ff0efa2.jpg?random=5bb009d118ba47a689188cdf06b3f77f)
この方式ではかなり機密性の良いピストンができたと思う。
ただピストンがスムーズに動作する位置(円周方向)が限定されてしまう。
しかし、ピストンにその位置をマークしておけば使用上はまったく問題はないはずだ。
これをどの円周でもスムーズに動くように(摺り合せ)すると、隙間が大きくなって
漏れが大きくなってしまう。
↓ ピストンがスムーズに動く位置をマークした。 これを目印にシリンダに組み込めば
使用上は問題はない(と思う)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/56/11a350a1b1fb8e1ac12aff93efd4e47d.jpg?random=ccc6437547a9ff731f85bdb63d853752)
↓ ベスト位置で再組み立てができるか、何回か分解・組み立てを繰り返してみた。
ちょっとコツが必要だが、大丈夫だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/6c/0b6eea06b8dffbeb5320202b9299fc5b.jpg?random=c7c7cfce09e5b6b164540a6fe68d8a91)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fe/f3527376a8aaad2ad7200fcd712578b3.jpg?random=86a8ec81be384a8803f32c8da9bb1d0b)
半田付け箇所が何箇所かあって、時間を置いて半田付けする場合は
先に半田付けした部分が溶けてしまって失敗してしまうことがある。
そこでこういう場合では先に付ける方をロウ付けにして、再度
半田付け温度に過熱しても大丈夫なようにするのだが、シリンダーの
ように精度が必要な箇所を赤熱するほど過熱するのはちょっと危険だ。
このため、今まではシリンダ後蓋に取り付けるピストン棒支えは
シリンダフランジから取り外して半田付けしていたのだが、
そうすると、取り付け誤差がでてどうしても隙間が大きくなる。
今回は高温半田と普通半田の温度差を利用して組み立てたたまま
半田付けしてみたが何とかうまく行った。
明日は残る1個を工作しよう。
2個目は失敗する・・・・というジンクスがあるが大丈夫かな?
手作業で工作したピストンの研削作業の様子です。
お暇な方は是非ご覧くださいませ。