今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

マザーハウス

2008-06-11 22:36:21 | 気付き
山口絵理子さんが書いた「裸でも生きる」を読みました。これはバングラデシュでハンドパックの製造をして株式会社マザーハウスを起業した彼女の壮絶起業物語。若干25歳!すごいの一言、こんな25歳が日本にいたんだということに感動しました。

彼女の根性物語は「情熱大陸」でちょっと見たのですが、その時はなぜバングラデシュ?なぜバックを作るの?なんでそんなにこだわっているのって、なぜなぜが5つぐらい付いちゃって伝わってこなかったんだけど、本を読んで彼女の生き様、信念、情熱、行動力に圧倒されました。情熱は人を動かすんですね。

「情熱大陸」を見たときに一つ思ったのは、彼女が作っているバックがおしゃれでセンスのいいものだったから、バングラデシュとあのバックのクオリティの高さがマッチしなくて、違和感を感じた記憶があります。その時に日本人のセンスの良さって素晴らしいなって思った。アジアの国々が日本のセンスに追いつくには50年ぐらいかかるって聞いたことがあるから、日本人の持つ美意識、センスの良さをもっともっとアピールすべき。日本人にしか作れない物って沢山あるはず。

彼女の奮闘記を読んで、私も何かやらなきゃなんて思った今日1日。彼女みたいに号泣するほど悔しい思いをして、それでも立ち向かった経験なんて私の人生には未だかつてない。結局そういう思いをした人が成功者になれるんだろうなと思った。

週末は彼女の思いの詰まったお店に行ってバックを買ってみようかな。何か物を買うにしても、そういう思いのこもった物を買う行為はきっと満足感が違うだろうなって思いました。