今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

ドラッカーマネジメントにおけるリーダーシップ

2011-11-27 20:55:15 | 

「もしドラ」がはやって、ドラッカーが日本では時の人になりましたが、ドラッカーの言うリーダーシップには次の4要件が必要になるそうです。

リーダーの4つの要件

1)組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立すること

2)リーダーシップを、地位や特権ではなく責任と見ること

3)周囲からの信頼が得られること

4)リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである。

 

そして、リーダーとして絶対に欠如していてはならないものが、『真摯さ』。成果をあげる手法は習得することができるけど、真摯さだけは習得することができないもので、最初から持っていなければならないもののようです。

真摯さを欠如する者

1)他人の強みよりも弱みに目を向ける者

2)何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者

3)誠実よりも、頭の良さを重視する者

4)有能な部下を恐れる者

5)自らの仕事に高い基準を設定しない者

 

リーダーシップと言うと思い出されるのが、前職で一緒に働いたA氏。強いリーダーシップではなかったけど、「真摯さ」という点においては、お墨付きでした。その真摯な対応は、一緒に働く人間に感動を与えました。最初から持っている人だったと思いますが、私の目標です。


考えない練習

2011-11-27 01:11:04 | 

ジェノサイド

ジェノサイド、読み終わりました。590ページもある本で、超大型級のサスペンス。一言でサスペンスと言うよりも、SF、サイエンス、サスペンス、ミステリーと、全部ひっくるめてさぁどうだ!という感じ。日本とアメリカとアフリカで起きているそれぞれの事件が、同時進行で刻々と進んでいく様は、「24」のようでもあります。毎日の通勤電車の空間が、私の中でだけアメリカに飛んだり、アフリカのコンゴに飛んだり、また日本に戻ったりしていました(笑)。本の表紙にも出ているけど、これは人間の叡智をはるかに超越した生物との戦いでもあり、この生物に支配される地球の未来が示唆されるところは、その他多くのSFミステリーと同じ。こういう圧倒的なスケールの話を読んでいると、人間の考えていることなんてろくでもないな~と自分の存在のちっぽけさを感じます。面白かったのでおすすめ。

そんなことを考えていたら、もう一つの本に出会いました。

考えない練習

この本はヨガの先生に教えてもらったのですが、30代前半の住職さんが書いた本です。人間が考えることなんて所詮ろくでもないし、そんなことを考え続けていると、脳内ひきこもりになって、何をしていてもどこに行っても、自分の頭の中でグルグル思考をめぐらせているだけで、何も新しいことが入ってこないので、そんなこと考えるのやめちゃいなさいっていう本。

確かにね~、余計なことを考えなければ、人生もっとすっきり楽に生きられるのかもしれない。物を捨てることにも通じますよね。

そんなことを考えていたら、中学生の時に遊びに行った友達の家を思い出しました。その家はプレハブの長屋で、確か2Kぐらいの広さで家族5人が暮らしている狭い家で、中学生だった私の目から見ても、「えっ、こんなところに住んでいるの?」というような家だったんだけど、家の中が見事に片付けられていて、清潔感にあふれていて、感動したのを覚えています。物はないんだけど、風通しがよくて、日当たりが良くて、未だにあの家が私の理想。

あの時感じた感覚は未だに忘れられなくて、多分とても大事なものがあの家にはあったような気がします。あの感覚、大事にしようっと。