アメリカの3大美術館の一つである、シカゴ美術館(Art Institute of Chicago) に行きました。
そんな超有名な美術館であれば、誰でも知っているだろうと思っていたのですが、バスの運転手に、
「このバスはシカゴ美術館に行きますか?」と聞いたところ、「どのシカゴ美術館だ?」とぶっきらぼうに言われ、
びっくり仰天。
『どのって、シカゴ美術館よ、有名な、知らないの?』
このバスの運転手は使えないと思って、別のバスの運転手に聞いたら同じことを言われました。
「どのシカゴ美術館に行きたいんだ?」
2回も言われると、さすがに変だということに気付き、その時初めてシカゴにはいろいろ美術館があることを知り、
シカゴミュージアムではなくて、アートミュージアムと言わないと通じないことが分かりました。
これは「地球の歩き方」の製作者に文句言いたいですよね。
東京に置き換えると、私は、「東京美術館に行きたい」と言っていたのと同じこと?
そりゃ、現地の人にとっては、「何言ってんだ、この東洋人のおばちゃんは?」になっていたのでしょうね、ああ恥ずかしい。
さて、海外の美術館で嬉しいのは、写真が自由に撮れることです。なんで日本はダメなんですかね?
特許権の侵害なのか、フラッシュが絵画を劣化されるからだめなのか、何なのかよくわかりませんが、
海外でOKなことが、なぜ日本ではNGなのか、理解に苦しみますね。
これは外国人観光客には絶対不評だと思います。観光立国を目指すんだったら、制度改正するべきだと思うのですが。
それはさておき、もう二度と行けないかもしれないと思い、いっぱい写真を撮ってきました。
クロードモネ 「睡蓮」 ゴッホ 「Drinkers」
ルノアール「二人の姉妹」 ロートレック ピカソ「老いたギター弾き」
ジョルジュ・スーラ 「グランド・ジャット島の日曜日の午後」
エル・グレコ 「聖墓被昇天」
アンディ・ウォホール 「リズ#3」 モディリアー二『ジャック・リプシッツとその妻』
アンリ・マティス「川辺の水浴者たち」 アンリ・ルソー
さすがは、3大美術館、贅沢な名作の数々を惜しげもなく一堂に見せてもらえて、大満足でした。