インドで一番高い石柱で高さ72.5mあります。
クトゥブミナールはヒンドゥー教徒への勝利を記念して建てられたイスラムの塔で、インド初のモスクの隣に建てられたものです。
イスラムの建造物なのに、ヒンドゥー教の装飾が柱や建物の内部に施されているのが特徴となっているようです。
石造りの柱の彫刻は、カンボジアのアンコールワットやインドネシアのボロブドゥールで見たものに似てるなと思ってガイドさんに言ったら、「ヒンドゥー教はすべてインドが起源です!」とピシャリと言われました。
そうでした、その通りです。ヒンドゥー教に関するインド人のプライドを感じた一瞬。
これらのヒンドゥー教の神々は、バスが止めてあったすぐ後ろの壁にずら~っと並んでいたのですが、これは何のためのものか分かりますか?
立小便禁止のためだそうです。
立ちしょんをしようとして、ふっと頭を上げるとそこに神様がいたら、信心深いインド人は躊躇するので抑止力になるらしいです。なるほど!
でも一か所で抑止したところで、インド全体のカオスな状態はどうなるものでもなさそうですが。