そして、いよいよ待ちに待った「氷河オンザロック」。
さっきまで海を漂っていた、正真正銘、本物の氷河で作ったオンザロック。酒飲みの夢。
(ナッツのアルバム)
海に漂っている氷河のかけらから聞こえる、パチパチパチパチという、気泡がはじける心地よい音が、グラスの中からも聞こえた。2000年分の気泡がはじけて、ウィスキーと絡み合って、喉を通って胃袋に…。信じられないぐらい贅沢なウィスキーと、贅沢な時間。
(ナッツのアルバム)
夕食はアラスカサーモンのベークドポテト添え。
何もすることのない夜。そこにある景色を眺めているだけで、時間が過ぎていく夜。目を開けて氷河を感じ、目を閉じて氷河を感じ、飽きることのない贅沢な夜は、白夜の夜が更ける23時まで、静かにゆっくり続いていった。
(21:18)
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