地下鉄を乗り継いで、SILK MARKET (秀水街)に行ってきました。
SILK MARKET と言っても、シルク製品だけが売られているわけではなく、一言で言えば何でも売っているけど、
そのほとんどがコピー商品です。合法のコピー商品(?)なのか、メーカーから文句言われないものを扱っているのか
良くわかりませんが、こっそり売るのではなく、堂々の品揃えです。
ビルも立派なビルで、何百と並んでいるお店は、想像していたような雑多な状態ではなく、予想外にきれいです。
きれいなコピーデパートって感じ、こんなものが存在するところが中国ですよね~。
そしてすべての商品に値札がついていないので、電卓叩いての交渉で売買が成立します。
今回私たちは、スマホに currency converter なるアプリをダウンロードしておいたので、
相手が電卓で数字を出してきたら、すかさず換算して、高いか安いかの判断をすることができました。
そして、こっちの要求金額をアプリに入力して、水戸黄門の印籠みたいに、「これでどうだ!」 と
数字を目の前に突き付けてやりました。
『この数字が目に入らぬか…』
『はは~、黄門様』 と観念する、なんてことには全然ならずに、しつこく交渉を繰り返し、交渉の最後は
半分喧嘩別れみたいになって、『ふんっ』 って感じで、商品とお金を交換することになります。
大体は、「いらない」って言って店を出ると、出たところで、「分かった、それでいいよ」ってことになるので、
戻って買うことになります。この時に、「やっぱりいらない」って言うと、マジに怒り始めるらしいです。気を付けましょう。
買う時は、全て現金で、おつりはレジから出てくるのではなく、専用の財布のようなものから出され、レシートもなく、
安っぽいビニール袋にポイッと入れられて渡されます。
それを受け取ると、ととっと店を出て、「さっ、次行こう」 ってことを繰り返します。
ほとほと疲れ果てるのですが、これを毎日やっている売り子さんたちのエネルギーはすごい。
そりゃ、たくましくなるわ。
売り子さんもすごいけど、今回一緒に旅行したクリスティーンの買いっぷりにもビックリ。
私たちは、同じ人事部なのでメールや電話で一緒に仕事をすることはあっても、実は初対面なのです。
なので、実はどういう人なのか、お互いに全然知らない状態で旅行することになったのですが、
初日から、くつ、Tシャツ、ジーンズ、スカーフ、サングラス、テーブルクロス等々、次々と休む間もなく
買い続ける彼女に唖然。。。その熱気に押されて、私もコンバースの靴と良くわからないブランドのTシャツを買いました。
コンバースは交渉して、150RMB (2700円)で買ったけど、その後で45RMB (810円)で売られている店を
見つけ、ガッカリ やられた…。
初日は物価の感覚が分からないので、初日からバンバン買うのはやめましょう。
コンバースの最初の値段は、400~450RBM?彼らは嘘8百ならぬ嘘9百。 90%offで交渉すべきか?
それにしても先輩。絵の泣き顔がかわいそうだから、絹のハンカチーフでも買ってあげてください。