バングラデシュで作られている、マザーハウスのバッグを手に入れました。
マザーハウスというのは、山口絵里子さんという女性が、たった一人で世界最貧国のバングラデシュで
作り始めたバックの製造会社で、そのお店が日本にできるまでの奮闘物語は、彼女の著書
「裸でも生きる」を読んで知っていました。
ぜひ彼女が作るバックを手に入れたいと思っていても、なかなか巡り合うチャンスがなかったのですが、
出会いは思いもよらないところにあるもんですね~。
そこは先週末に行った東急線の溝の口。トイレを借りようと思って入った丸井の入り口付近で運命の出会いを果たしました。
『こんなところにマザーハウスが…』
軽い斜め掛けのバックを探していいたところ、店員のお兄さんが勧めてくれたのがこのバック。
とっても丁寧に作られていて、軽い上に見た目よりも物がたくさん入る。コロンとした可愛い形も気に入っちゃいました。
それにしても、バングラデシュでこのような品質の高いバックが作れるとは驚きです。
どんな人が作っているのかなと思ってHPを見たら、バングラデシュの従業員の笑顔が飛び込んできました。
このバックと共に、私もがんばろうという勇気をもらいました。
先輩は「デザインを作ったり、書いたりするのは得意ですか?」
なぜなら、
「私、明日からここで働く!」といっても、違和感がないような会社に感じたからです。もちろん転職しろとは言っていません。
銀座や青山にも路面店があるのを知ってビックリしました。本が出版されたころは、まだメジャー進出していなかったはず。よくぞここまで、同時に利益率とかどうなっているのか不思議です。
残念ながら、デザインや絵の才能はないです。
おおみくんは得意ですか?
山口さんが情熱大陸だったかな、、、で初めて知ってから彼女の考えや活動に賛同して、よく行くデパートでお店を見たとき、これかぁ、って2個もっています。
よく出来ているよね。デザインもかわいい、自然のものをモチーフにしている感じ。
自分が普通にしていることで誰か/何かに貢献できるのはいいね、と思う。ボランティアもよいし、物を寄付するのもよいけれど、こういう風に普通に日常行っていることで誰かに働く/なにかの機会を与えて、それが人や世界を変える活動はいいな、と思う。
もうご存知かもしれないけれどTOMSっていうシューズブランドがある。我々が1足買うと1足、開発途上国の靴を変えない子供たちに靴が寄付される、ってブランドもあります。
よろしければご覧あれ。
http://tomsshoes.jp/
「BONT サイクルシューズの熱成型の実演」で検索してください。
Bont サイクルシューズ見ました。
オーブンにいれて温めて、、冷える間に成形?なんか金太郎飴を作っている工程が浮かびました。
にしてもすごい発想だな。
TOMSは恥ずかしながら知りませんでした。日本にすでにこんなにたくさんショップ(取扱店)があるなんて驚きです。今度気を付けてチェックしてみます。どうせ買うんだったら、貢献できる商品を買いたいですよね。たかよさんの意見に賛成。
Bontサイクルシューズは面白い。足の形に合わせて成型。熱い時に足を入れてもやけどしないのかな?
たかよさんとおおみくんが話してる。初会談だ!
早く走るため、この高くて不思議な靴を作った会社、買うために奥さんから必死に許可を取ろうとするサイクリング男。そして興味なかった私が、興味を持って宣伝する不思議な光景。わかりますか?たかよさん、先輩。
分かるような気がします。
またまた飛躍しそうですが、一昨日、レイヤー化する世界(佐々木俊尚 著、NHK出版)を読み終わりました。話の内容はこうです。我々人間はその昔は多くの民族が共存する社会(中世)、我々は国籍ー日本人/フランス人/ドイツ人という意識をもち団結することによって国民という意識をもちはじめ(国民主義)、そこから民主主義が生まれてそこから来る富と繁栄を享受出来た近現代、そして今、インターネットが普及したことによって国という箱が崩れ始め、どこにいても何人でもあらゆる情報や思想がシェア出来ることによって我々は違う繋がり方をする/これまでとは違う社会生活を送るようになる(現代、未来)と言います。
どこにいようと我々が何人だろうとエリートだろうとダメダメ人間だろうと、目立つ人だろうと内気で何の取り柄もないと思う人も自分は走ることが好きーという場(レイヤー)で、こんな靴作りました、えっこんな靴欲しいんです、とすごいすごい、これを誰かに話さなきゃ、と人が集まりつながる社会がに我々は生きている、と本は言っています。
そして違う場所、家族に生まれ、生活し異なる年齢であまり共通項が無い様に見えるとある人達が、とあるブログを通したて例えばモノを作りよって例えばカバンーある国の人と生活を変えている日本人/企業に影響を受けたり共感し、集まりつながるのです。
ねぇ、我々は企業や人が世の中を変える取り組みに感心があったということできっとこのブログで繋がったのでしょう。
こうやって異なるバックグラウンドをもちながらアメーバの様に漂ってつながる新しい世界に我々は生きているんだわっ、おおみさん!
国籍を超えて、これからは活動だったり、ビジネスだったり、思想だったり、そういうもので共感しあう人たちがネットを通じて繋がっていくんだと思う。
地球規模で考える時代になったのね~