死ぬまでに、絶対行きたいと思っているところはたくさんあるのだが、アルハンブラ宮殿はその一つ。イスラム芸術の建物から漂ってくる、エキゾチックな雰囲気は、建物を見ているだけで、当時ここに住んでいたであろう人たちが織り成す物語を想像させてくれる。
そんな憧れのアルハンブラ宮殿に、2010年5月6日に、とうとう足を踏み入れることが出来ました!
初めて見るイスラム文化の建造物、写真で何度も見たあの風景はいずこに……、と思ってバスを降りると、そこは大型観光バスがずらりと立ち並ぶ駐車場で、入口前はとにかく人、人、人。西洋人、東洋人、老若男女問わず、観光客で溢れかえっていました。ひえ~~~。
観光客が多いのは、勝手に日本だけだと思っていた私は、井の中の蛙でしたね。世界遺産と名のつく観光地には、世界中から観光客が集まってくるのは、至極当然のことなのですが、日本よりも観光客の多いところがあるなんて…。
私たちのアルハンブラ観光は、流暢な(?)日本語を操る、現地ガイドのフランクさんと共にスタートしたのですが、このガイドさん、「この並木道は、日本の日光に似ていると言われます。日光 結構 ですね」 といきなり耳を疑うようなオヤジギャグを連発するおっさんで、スペイン人版デーブ・スペクターのせいで、私のアルハンブラの想い出は、日光東照宮とかぶってしまった。この罪は大きいぞ、どうしてくれるんだ、デーブ
気を取り直して、宮殿内の紹介です。
ヘネラリーフェ と呼ばれる庭園です。グラナダの王が宮廷の雑務から逃れて、憩いの時を過ごす別邸だったようです。
庭園側から見る、アルハンブラ宮殿
プロのジャズ歌手 キアラ さんが「ベッサメムチョー」を披露してくれた、円形ホール。キアラさんの歌声は素晴らしかった!
メスアールの祈祷室からアルバイシンの町並みを臨む景色。
コマレス宮ファザード
ムハンマド5世による1369年のアルへシーラス征服を記念するために造られたそうだ。
ライオンの中庭にある星型の天井ドーム。細かすぎて一体どうやってこんなものを造ったのか想像できない。 きれい、でもちょっと怖い。
後で聞いて知ったのだが、日が暮れてから、アルバイシンの丘の上から見る、ライトアップされたアルハンブラ宮殿がとても美しいらしい。
もう1回行かなきゃね。
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