バンは昼前にスワードに到着。私達の今晩の宿となるBreeze Inn の裏で下ろされた。
「ここがスワードかぁ」と思いながら、グルッと回りを見回してみたら、グルッと見回せてしまった。それぐらい小さな町。漁港があって桟橋が見えて、私達が泊まるホテルがあって…、それ以外に大きな建物はない。人影もまばら、時々カモメ。アンカレッジが大都会に思えた。
さてこの日のメインイベントは、シーカヤックの練習をすること。明日からのシーカヤックキャンプに備えて、最初で最後の貴重な練習日である。いきなり氷河に連れて行かれるのではなく、ちゃんと練習の機会を設けてくれるところは心憎い配慮。
今回のシーカヤックキャンプは、涼子さんの企画に基づいて、全て現地のSunny Cove という会社が手配したものであり、この会社のスタッフ2名(アメリカ人)が今日の練習も含めて合計4日間、私たちのサポートをしてくれた。
彼らのハードで真摯な仕事ぶりについては、おいおい書いていくことにするが、実に良く働くのである。
ブレッドは28歳、Gunner G は大学を出たばかりの23歳。日本の今どきの若者みたいに、「まじ、やってらんない」とか、「ちょー、やるきない」とか言って、無気力でゲームばっかりやっている若者とは違うのだ。(かなり偏見入っている?)若いって事で甘えている訳でもなく、本当にプロフェッショナルだったのである。
ここで思ったのだが、きっとアウトドアは精神を鍛えるに違いないのである。だから今どきの腑抜けた若者は、みんなアウトドアをすればいいんだ。そうすれば、日本の若者も精神的に成熟して、日本の将来に未来を描けるようになるのではないか、と思ったのですが、いかがでしょうか?これ、民主党に提言しようかな!?
ところでもう少し柔らかい話をすると、この間見に行ったイルディーボのイケメン4人もよかったけど、この2人もイケてましたね。イケてる上に、体力、知力、それから料理までできちゃって、「星みっつ
(堺正章)」でした。涼子さん、ありがとう!
話はどんどんあさっての方向に逸れましたが、練習の前に作戦会議を開き、(だって地球探検隊だからね)、カヤックに必要な装備を身に着け、出陣しました。
ちょっと番外編。質問です。ブレッドが座っている椅子は何でしょう?
(写真はたえちゃんのアルバムから)
答えは簡易便器です。使い捨てのトイレ袋の説明を受けました。現代人はいきなり野原でやれって言われてもねぇ、ってことで考えられた優れものの道具。匂いが消える薬剤や凝固材も入っていて、1枚500円ぐらいの高級品で、2回は使えるらしいです。2回使えると言われても、それはそれで悩ましいのですが…。
トイレの話を真剣な表情で語るブレッド、いい男は何をやっても様になる?
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