今日は旧道を逆行してみたいので、18号線旧道
碓井峠から近道で熊野神社に行く。神社からの
下り数キロは本来の旧道と安中遠足(とおあし)
にも使う霧積寄りの二本に分かれているので一巡
してみる。神社から直ぐに碓井川水源を見てから
化粧水・陣場ヶ原・子持山を越し、山中跡が
3㌔地点。ここから引き返し陣場ヶ原から1855年
安中城主・板倉勝明の始めた遠足に使う和宮道
を通る。和宮東下りは1861年。 . . . 本文を読む
水沢山は、麓に有名な水沢観音があることから、群馬の人には殊更に馴染みが深い。ゴルフをやる人で伊香保カントリーでプレーしたことのある人は、ここのグリーンの芝目は全て水沢山から下りであると、キャディーから何時も言われた経験をお持ちであろう。所が、不思議なことに山頂表示とか道標はみんな水沢山であるが、地図上は「浅間山(せんげんさん)」となっており「水沢山」」は( )書きである。
どうも水沢山と言う名は、 . . . 本文を読む
二度目の挑戦・荒船山
榛名周辺を離れると、登れる山は俄然遠くなる。長野原・倉渕線の二度上げ峠、406号の須賀尾峠、18号の碓井峠、渋川・新治線の中山峠そして今回の254線の内山峠など、何れも自宅から片道で50㌔か、それ以上ある。不慣れの場所とか、運転の難しい林道が数キロも続くと、登山口に行くまでに疲労して
しまうこともある。四月の第一回の荒船行きは、長距離の上に、254線の乱暴なトラック群に追い立 . . . 本文を読む
赤久縄から降りて管理事務所に戻ると、管理人さんが遊歩道でもどうぞと薦めてくれた。全く歩き不足なので一回りするが、大したコースではない。再び広場に戻ると先ほど雨降山登山口に居たバイク氏が既に到着していて赤久縄北口へ走り去っていった。何度も来ているお馴染みさんとのこと。
森林公園を後にしてさっき確認しておいたオドケ山に向かう。入り口は木枠階段で整備されているが、「熊注意」の看板が一寸気になる。この山は . . . 本文を読む
神奈川沿いの最高峰と言われる赤久縄(あかぐな)と可笑しな山名のオドケ山に行くことにした。13号で藤岡を抜け、462号を西進する。下久保ダム手前の雑貨屋さんで飲料を仕込んで、看板に従って右折してスーパー林道に入る。この林道は平均標高千㍍、全長70㌔という超大型林道である。林道特有の蛇行を繰り返して進むと、「雨降山」登山口がありバイクで来た中年の人が登山の身支度をしている。一寸声を掛けただけで西進を続 . . . 本文を読む
県道28号を榛名湖畔へ。33号との合流点の広場に
駐車。案内板に従って「ゆうすげの道」に入ると
異様な突起のスルス岩が遠望できる。一回りして
関東ふれあいの道の相馬山とスルスの中間に出て
少し西に行くと登り口。さほどの高さはないが
岩角と木の根に掴まると岩登り気分。最後の梯子
を越えて岩だらけの狭い頂上に出ると石像も
あり、展望抜群、特に左手の榛名湖が見事。
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神流町の西御荷鉾山1286㍍でニッコーキスゲが見頃を迎えているとの事が新聞に載った。群馬県内のニッコーキスゲの代表は尾瀬ヶ原と野反湖だと思っていたが、ここは「日本一早く咲く群落」として有名なのだそうだ。
高崎からスーパー林道沿線に行くのは極めて便が悪い。かって藤岡から上日野を通って会場辺りから赤久縄登山口を探しに行ったが丁度大規模道路工事現場に遭遇して空しく小幡経由で引き返した嫌な経験もあるので、 . . . 本文を読む
和田橋を渡って観音裏の売店付近路側に駐車。先ず
バードハウス脇から「高崎野鳥の森」3㌔の自然林の
中を一周、広いコロニーの中を吉井方面へ。林道に
入ってキャンプ場を過ぎ、一旦県道に出て引き返し
竹薮の中の「大黒の洞窟」「千人隠れ」を見て東に
廻り、染料植物園経由で駐車場所に帰る。一応観音
様に敬意を表して参拝。相変わらず参詣者多数。
高崎観音像
植物園工芸館
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横川・鉄道文化村からでも良いが距離が長いので坂本
交流館「峠の湯」に駐車。すぐ裏から遊歩道「アプト
の道」に入る。途中、箱庭の様なダム湖・碓井湖を
20分で一周。トンネルを五つ潜ると六つ目の手前で
めがね橋上。3㌔。下の18号からは階段を上らないと
橋上に出られない。1892年建設、200万個の煉瓦で
全長88㍍の4連アーチ型。1963年廃止。
遊歩道になっている旧トンネル
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誰でも知っている水沢山
六月の半ば、前日に坂本から旧中山道を探索して歴史に浸れた良い気分の侭、午後水沢に出かけた。水沢寺は平日なのに参拝客が多く、山支度で駐車場から本殿の方へ行くのは一寸気が引ける。
本堂の左側を奥に行くと、ぐるぐる三回廻りをする六角堂の先に「飯縄大権現」の社殿があって、その鳥居を潜っての石段に水沢登山口の道標があった。お寺に大権現とは何の関係か? 少々調べてみた。
「飯縄」は水沢 . . . 本文を読む
旧中仙道に思いを馳せて
坂本宿から旧18号を碓井湖・めがね橋方面に進むと霧積への分岐の先に旧中仙道への山道の入り口がある。この中山道には尾根道に慶長以前の古道跡が残っていて、東山道の碓氷峠越えの道との説がある。入り口の案内板には、熊野神社まで8㌔強との表示があるので、山道往復17㌔の大行軍は午後出発では無理を覚悟で山に入る。
入り口から直ぐ物凄い登りとなり、旧道とは凄いものだと驚きながら進むと、途 . . . 本文を読む
子持神社から8号橋間を偵察。7号橋駐車場までの
間に神社脇からと5号橋から西回りがあるが、余り
にもきつい距離で下り専用の感じ。6号橋からの東
廻りは名物の屏風岩下を通らない。本命は7号橋から
のルートと確信。帰りは「柳木ヶ峰」から「大タ
ルミ」に出て、東に迂回して直接8号橋に下るのが
老骨向きと判断。高山コースと併せて考えよう。
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十二ヶ岳は高山村と小野上村とをその稜線で分ける「小野子三山」の一番西側の山であり、中之条との境にも近い。この山に至るルートは高山村から小野子・中岳を経ても行かれるが、南側の吾妻線沿線からも三通りの道がある。
(1)甲里(カブリ)から雨乞山・小野子山経由
北群馬橋から早目に353線に出て、金島駅(カナシマ)・祖母島駅(ウバシマ)を通過して小野上村に入り左手の小野上小、村役場を過ぎ右に郵便局を見て小野 . . . 本文を読む