我が家のクルマは購入してから3年が経ち、初の車検を迎えた。計器類もごらんのとおりであり、何もかもがシンプルの極みのようなクルマだ。方向指示器の音など聞かせて差し上げたい。か細く昔風にカチャッ・カチャッとなるだけだ。余計なハイテク機能もほとんどない。でもそんなシンプルなクルマでも車検はやって来る。
なんだか知らないが、いろいろな項目が。アレも交換、コレも交換。当然お金がかかる。でも車検をさぼったら、クルマを運転出来なくなるから、仕方がない。
合計138,075円。かなりの金額だ。でもこれがすべてではない。
車検のサイクルに合わせ自賠責保険と重量税と印紙税がかかる。合計で63,570円。つまり合計すると20万円以上のお金をこの時期払わねばならなかったというわけだ。
しかもつい先日任意保険として年額13万円ほど支払ったばかりだし、間もなく「自動車税」として5万円ほど通知書を受け取ることになろう。このわずかの間に、「クルマを所有し続ける」ということだけのために、40万円近くの金を支払うのだ。何か見た眼にクルマが変わったわけではない。ナビが新しくなりもせず、CDチェンジャーがついたわけでもない。ただ「所有し続けるだけ」でかかるお金だ。
車検制度を英国並みに簡素にし、ナンバープレート制度も変えて全国の陸運局も廃止して、ついでにクルマ関連ということで言えば、ろくに通行量のない田舎の橋や高速道路をいつまでも建設するのを止めて、それらに係わる行政府や独立行政法人の無数の職員のコストもなくせば、少しは歳出もセーブ出来る部分もあるだろうに。
不景気な時代、先が見えない時代に、若い層がクルマに興味を失う理由のひとつがこのコストにあるのかなぁ。昔は「クルマを持つ」というのが若い男性のひとつの夢で、「いかにしてスカイラインを買うか!」なんてことを皆必死で考えたものである。「いつかはクラウン♪」の時代でもあったのだ。今は若い層ほどクルマに関心がない。自宅を保有することにも関心がない。永遠に借家がいいらしい。「住宅すごろく」なんて過去の話なのだ。合理的であると言えるし、社会に活力がないのではないか?などと勘繰ってしまう状況でもある。
ガソリン50リットル入れたら7,000円を超える時代。確かにガソリン車はバカバカしい(しかし逆に欧州と比較してガソリン価格は日本ではずいぶん安いと感じるが)。ハイブリッドなんて過渡的なものだ。電気自動車が視野に入って来た。でもそれが本格的に普及するにはまだ間がある。なんとも中途半端な時代で、クルマに関心など持てないのはわかる。でもおじさんはなんともつまらない時代になったと感じるのだった。
なんだか知らないが、いろいろな項目が。アレも交換、コレも交換。当然お金がかかる。でも車検をさぼったら、クルマを運転出来なくなるから、仕方がない。
合計138,075円。かなりの金額だ。でもこれがすべてではない。
車検のサイクルに合わせ自賠責保険と重量税と印紙税がかかる。合計で63,570円。つまり合計すると20万円以上のお金をこの時期払わねばならなかったというわけだ。
しかもつい先日任意保険として年額13万円ほど支払ったばかりだし、間もなく「自動車税」として5万円ほど通知書を受け取ることになろう。このわずかの間に、「クルマを所有し続ける」ということだけのために、40万円近くの金を支払うのだ。何か見た眼にクルマが変わったわけではない。ナビが新しくなりもせず、CDチェンジャーがついたわけでもない。ただ「所有し続けるだけ」でかかるお金だ。
車検制度を英国並みに簡素にし、ナンバープレート制度も変えて全国の陸運局も廃止して、ついでにクルマ関連ということで言えば、ろくに通行量のない田舎の橋や高速道路をいつまでも建設するのを止めて、それらに係わる行政府や独立行政法人の無数の職員のコストもなくせば、少しは歳出もセーブ出来る部分もあるだろうに。
不景気な時代、先が見えない時代に、若い層がクルマに興味を失う理由のひとつがこのコストにあるのかなぁ。昔は「クルマを持つ」というのが若い男性のひとつの夢で、「いかにしてスカイラインを買うか!」なんてことを皆必死で考えたものである。「いつかはクラウン♪」の時代でもあったのだ。今は若い層ほどクルマに関心がない。自宅を保有することにも関心がない。永遠に借家がいいらしい。「住宅すごろく」なんて過去の話なのだ。合理的であると言えるし、社会に活力がないのではないか?などと勘繰ってしまう状況でもある。
ガソリン50リットル入れたら7,000円を超える時代。確かにガソリン車はバカバカしい(しかし逆に欧州と比較してガソリン価格は日本ではずいぶん安いと感じるが)。ハイブリッドなんて過渡的なものだ。電気自動車が視野に入って来た。でもそれが本格的に普及するにはまだ間がある。なんとも中途半端な時代で、クルマに関心など持てないのはわかる。でもおじさんはなんともつまらない時代になったと感じるのだった。