「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鶏肉のフォーの調理を極限まで簡単化する@七里ガ浜自宅厨房

2010-04-24 09:56:05 | 食べ物・飲み物
フォーはお好きですか?
私は大好きでーーーーっす!
鶏肉のフォーをウチではよく食べる。鶏肉はベトナムでは「ガー」と言うそうだ。米の麺は「フォー」。どちらも何と短い言葉だろうか。

スープの味、スパイス類の効かせ方、材料は各家庭によりそれぞれの選択があるだろうし、我が家ですらパターンはいくつかある。今回ここに書くのは、その中でも最も簡単で安上がりと思われるパターン! それでも十分おいしいのだ。お金をかけずに簡単に、それでいて「十分おいしい」と思わせるレシピ。




【準備編】

まずはフォーを用意。乾麺である。いくら簡単化すると言っても、これを省いてしまったらフォーではなくなる。だからこれは用意しよう。



以下はこの麺1袋(ちょっと多めの2人分)のレシピである。

さてスープを簡単に作るには何が必要だろうか?
スープに感じられる6大要素は、私の勝手な思い込みによると・・・

●甘み ●塩辛さ ●ダシのコク ●アジア的香り ●スパイス的ホットさ ●酸味
である。これを出すには最低でもこれくらいは用意せねばならん。

●甘み
単純に砂糖を!大さじ2杯。

●塩辛さ ●ダシのコク ●アジア的香り
鶏ガラスープの素 大さじ2.5杯
ナンプラー 大さじ1杯
この2つでほぼ完璧だ。



●スパイス的ホットさ(1)
これはコショウで。大量に入れる。



●スパイス的ホットさ(2)
一味を使うと簡単に唐辛子的辛さが出る。完成後に上からふりかける。



●酸味
これのためには、すだちやライムやレモン他いろいろなモノが利用される。お店では絶対こんなものを使わないが、試しに使ってみたらまったく問題なし! これで十分。ホント。安上がりだ。これも完成後に上からふりかける。



スープにはほかに八角や塩も適宜用いて、全体を調整すると本当は良い。まろやかさや、香りや、辛さがシャープになったりする。しかし今回は簡単化のため省く。それでも問題はない。十分に味わい深いものが出来る。「ウソだろーー」って人もいるかも。そんなことはない。いろいろ自分でやってみそ?


【調理編】

上に挙げた一味とポッカレモンは完成後に使うが、それ以外のすべて、つまり砂糖、鶏がらスープの素、ナンプラー、コショウを800ccの水にぶち込み、暖めておく。



●ガー
鶏肉のフォーであるからして、鶏肉は外せない。お店で食べるとモモ肉が用いられていることが多いように感じるが、ウチではムネ肉かササミを利用してあっさり作る。私はこの方がスープの味がよく浸みこみ、脂っ気がべとつかず、おいしいと感じている。

●野菜
タマネギを揚げたものが店ではよく出るが、ウチでは面倒なのでやらない。タマネギはほんの少し、万能ネギを5本くらい生で利用する。この2種類はちょっと欠かせない感じがする。
【省略可能】
●モヤシは好みだろう。なくても困らないと思う。今回は入れた。
●香菜はなければないでなんとかなる。確かになるが、でも・・・あるとでたらめに嬉しい。香りが別物だから。今回はこれも入れた。



ということで今回は・・・
●万能ネギ5本を4cmくらいの長さに切る。
●タマネギは4分の1くらいを細く切る、あるいはスライスする。
●もやしはなくても構わない。
●ササミは食べやすい大きさに切る。



●香菜は手で葉の部分をちぎって、洗い、乾かしておく。もう出来たも同然だ。



すでに暖めてあるスープにササミを入れる。ひどく沸騰しない程度に暖めておく。



デカイ鍋で水を沸騰させフォーの麺を入れる。



麺が茹であがる1分ほど前にモヤシもその鍋に入れてしまう。



麺が茹であがったら、もやしと一緒に麺を丼に上げて、スープの中にあるササミ(すでに十分スープの味がしみ込んでいる)を麺の上に置き、スープをかける。その上に万能ネギとタマネギを載せ、ポッカレモンと一味を適宜かける。



美味過ぎて、簡単過ぎて、ひっくり返るよ、きっと。これで十分。



お店でフォーを食べるとたいてい皆おいしい。しかしそのスープの味や鶏肉の処理の仕方など、お店により千差万別だ。つまり様々なフォーがあっていいわけだ。

自分でフォーを作るとなると簡単な素材ではあるけれど、味の加減は好みでいかようにも調整可能だ。きっと自宅で作ったモノの方が自分好みに仕上がるはずである。あなたもどうぞ!
コメント (2)
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