徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

海達公子をしのぶ ~ 没後78年 ~

2011-03-20 17:09:06 | 文芸
 今週末の26日に没後78年を迎える海達公子を顕彰する「第2回海達公子まつり」が荒尾市のメディア交流館で始まった。開会式典に参加される「評伝 海達公子」の著者で海達公子研究の第一人者である規工川佑輔先生を玉名のご自宅まで迎えに行き、ご一緒させてもらった。今年は大震災の被災者に配慮し、飾り付けなどは一切ない質素な雰囲気の会場で式典が始まった。海達公子の詩に曲をつけた歌を、荒尾市内の子どもコーラスグループが披露したり、公募された詩や絵画や書などの発表と表彰が行われたりして、1週間のまつりが始まった。今日から26日まで、海達公子の作品展示、彼女にゆかりの道を歩いて回る「ウォーク&スタンプラリー」、公募作品の展示、「海達公子をしのぶ夕べ」などが行なわれる。この催しは顕彰会が法人化されてからは2回目だが、それ以前にも数回行なわれており、荒尾市内の学校関係には定着しつつあるようだが、もっと広く市内外にも認知してもらうような活動が必要のようだ。


子ども達の澄んだ歌声が会場に響く