徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

鬼塚雅(みやび)さんの快挙!

2015-01-22 19:35:21 | スポーツ一般
 関東に住んでいた頃、冬場はスキー・スケートをよくやっていたが、ウィンタースポーツの事情については明るくないので、雅さんのスノボー世界選手権での優勝のニュースを聞いても「ヘェ~」と思った程度だった。ところがこれが実は大変な快挙のようなのだ。まずこの競技で弱冠16歳の日本人の女の子が優勝することは奇跡的なことらしい。しかも雪とは縁遠いわが熊本の高校生である。彼女の天賦の才能はもちろんだが、裏には尋常ではない本人の努力と家族のサポートがあったであろうことは想像に難くない。
 そしてもう一つ。雅さんのケースを見て強く感じるのは、環境が与えられさえすれば能力を発揮するであろう人材が、まだまだ多く眠っているのではないかということだ。2020年の東京オリンピックに向けて、若い人材を発掘するプロジェクトが始まったというニュースも流れていたが、普通はウィンタースポーツでトップレベルを狙うことはまずない南国の熊本に雅さんのような人材がいたということは、人材発掘のやり方も発想を転換する必要がありはしないだろうか。
 僕の姉妹ともにルーテル学院(旧九州女学院)の出身なので雅さんには余計親近感を覚える。