徒然なか話

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藤崎八旛宮例大祭 ~飾馬飾卸~

2018-09-14 19:59:45 | 歴史
 ラフカディオ・ハーンが「気違いじみた大祭」と称し、種田山頭火が第二の故郷の祭りとして懐かしんだ藤崎八旛宮例大祭が始まった。今日は明後日の御神幸「随兵」に奉納される飾馬70頭の飾り卸しが行われた。朝から勢子たちの鳴らす鐘太鼓やラッパが街中に響き、熊本人のテンションは徐々に高まって行く。
 420年前、朝鮮の役から無事帰還した加藤清正が八幡神に感謝し、自ら随兵頭となって100名の兵を従え、御神幸に供奉した故事に倣う行事である「随兵」。いつの頃からか、氏子や町衆が飾馬を奉納するようになり、馬追いの勢子たちの賑やかな囃子が祭りを盛り上げる重要な要素となった。


一番 鳥居基


二番 水道町