徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

玄海竜二さん 死を覚悟した舞台

2018-09-19 18:09:30 | 音楽芸能
 今日のKKTくまもと県民テレビの情報番組「てれビタ」で、先日、長いリハビリを経て舞台復帰を果たした大衆演劇界の重鎮・玄海竜二さんが、家族や仲間やファンらに支えられながら舞台を務めた当日の様子をリポートした。
 8日、嘉穂劇場(飯塚市)で「全国座長大会」が行われ、全国から約40人の座長が一堂に会し舞踊や芝居で競演した。玄海さんはこの舞台を復帰の場と定め、リハビリに励んできたが、直前に「誤嚥性肺炎」で再び倒れ、出演は危ぶまれていた。しかし、舞台の上で死んでもいいという玄海さんの気迫が出演に漕ぎ着けた。鬼気迫るようなその舞台は、玄海さんの復帰を待ち望んでいた多くのファンの感動を呼んでいた。この嘉穂劇場は、玄海さんの父、2代目片岡長次郎さんの最後の舞台となったゆかりの芝居小屋。その時の演目と同じ「王将」を座ったまま舞い、万雷の拍手を浴びていた。来年は熊本での舞台復帰を目指すという。


「王将」を舞う玄海竜二さん