徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

7月16日という日

2021-07-16 20:06:40 | 
 7月16日という日は僕にとって特別な日。51年前の1970年、転職して横浜へ赴任した日、いわば人生の大きなターニングポイントとなった日である。新人研修先がブリヂストン横浜工場。ここで半年間の研修を受けた。この半年間は楽しかった。人事労務部門への配属は決まっていたので、研修部署は横浜工場総務部労務課。人事給与、安全衛生、教育研修、広報など、諸先輩から担当職務のご指導を受けた。また、アフターも大変お世話になった。研修期間中に全社スポーツ水泳競技大会が那須工場で行われ、横浜工場チームの一員として那須へ行ったのも忘れられない。
 多くのお世話になった方々を思い出すが、中でも最も印象深い方が、総務部長を務めておられたS部長。イケメンで長身、とにかくカッコいい部長さんで、いつも金魚鉢の中で書類に目を通されたり、部下と打ち合わせをされている姿に憧れたものだ。就業時間が終わる頃になると必ずバスケットをしに体育館へ。1時間ほど汗を流した後、コーヒーの紙コップを手に席へ戻られるのが日課だった。後年、このS部長と不思議な縁ができることになる。ちなみに、このS部長、実は元宝塚トップスターで女優の日向薫さんのお父さんである。
 この1970年の思い出とともに忘れられない曲が下の2曲。「ブルー・ライト・ヨコハマ」は前年に大ヒットしたが、この年も変わらぬ人気を博していた。「I'll never fall in love again」はバート・バカラックのヒット曲で、ディオンヌ・ワーウィックのLP盤を擦り切れるほど聞いていた憶えがある。

     ▼ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)


     ▼I'll never fall in love again(ディオンヌ・ワーウィック)