tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

人生の楽園(11月8日)に、喫茶去庵の平野さんが登場!(2014Topic)

2014年11月06日 | 天誅組
テレビ朝日系(関西ではABCテレビ)の人気番組「人生の楽園」に、ならまちで「喫茶去 庵」(奈良市公納堂町6)を営む平野重夫さん衛子さんご夫妻が出演されます! 放送は11月8日(土)午後6時から。番組のHPによりますと、
※トップ写真は、HP「旅の発見」から拝借

霜月の弐 奈良・奈良市 ~“和の心”広める 古都のお抹茶店~

次回の舞台は奈良県奈良市です。趣味で学んだ茶道の知識を生かして、抹茶の専門店を始めた平野重夫さん(67歳)と、共に店を切り盛りする妻の衛子さん(65歳)が主人公です。

東京に生まれ育った重夫さんは、航空貨物会社の営業マンでした。衛子さんと結婚したのは25歳のとき。その後、大阪への転勤を機に、古代史が好きな重夫さんは住まいを奈良に決めます。発掘された土器への興味が焼き物へ、そしてお茶の世界へと広がり、39歳で裏千家に入門。退職後の2010年、自らの夢を叶えるため、衛子さんを巻き込んで、「喫茶去 庵(きっさこ あん)」をオープンさせました。

重夫さんの夢、それは茶の湯の世界を少しでも多くの人々に広めること。そんな夫・重夫さんを、クールに見つめながらも、しっかりと支える頼もしい妻・衛子さん。お二人の素敵な日本茶専門店をご紹介します!

「喫茶去 庵」は、「喫茶カナカナ」や「洋食 春」の並び(西側)にある瀟洒な抹茶喫茶店である。奈良へ移り住まれた平野さんはどんな思いを持ち、これからどのようにやって行かれるのか、これは興味津々だ。皆さん、11月8日(土)午後6時は、ぜひ「人生の楽園」をご覧ください!
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天誅組さきがけの道(冊子)と、維新のさきがけ天誅組(DVD)がリリース!

2013年12月20日 | 天誅組
天誅組決起150年の今年、天誅組を紹介する冊子『天誅組さきがけの道』500円と、ドラマ仕立てのDVD『維新のさきがけ天誅組』1,000円が制作・発行された。奈良新聞(12/19付)の《「天誅組」の志、伝えたい冊子とDVD制作 東吉野村記念事業実行委》によると、

文久3(1863)年に倒幕行動を起こし、明治維新のさきがけになったとされる「天誅組」の志を伝えようと、東吉野村天誅組150年記念事業実行委員会は、冊子とDVDを制作した。

冊子「天誅組さきがけの道」はB5判82ページ。嘉永6(1853)年のペリー来航以後の尊皇攘夷(じょうい)運動の高まりを解説。五條代官所を襲撃し、幕府軍に追われて東吉野村で壊滅するまで約40日間の天誅組の戦いをたどった。吉村寅太郎ら各地から集まった志士も紹介している。



この写真は奈良新聞(12/19付)から拝借、他は松風みあみさんのブログから

また、村内の言い伝えや、墓碑を建てるなどして志士の慰霊、顕彰を150年続けてきた村民の取り組みも語り継ぐ。天誅組研究家の阪本基義・村教育長(69)が執筆した。

編集では分かりやすさを重視。DVD「維新のさきがけ天誅組」は約30分で、ドラマ仕立てなど工夫した。実行委は「歴史に目を向けるきっかけになれば」としている。各1000部発行。冊子1部500円、DVD1枚1000円で販売している。問い合わせは同村役場、電話0746(42)0441。


これらは、11月16日(土)と17日(日)に開催された「まるごと東吉野フェスティバル」でお披露目されていたようである。天誅組ファンの松風みあみさんのブログに、DVDの内容が詳しく紹介されている。



東吉野で販売されはじめた、新しい天誅組のDVD「維新のさきがけ 天誅組」!!! まるごと東吉野フェスティバルで披露されてましたが、みあみはお店があったのでしっかり会場で見れなかった・・・。なので! お家でゆっくり視聴。実写とアニメーションを組み合わせたもので、東吉野の景色がいっぱい出てくる!



遠目からみると、奎堂がイケメンである。遠目からみると(強調)そして、みあみの奎堂並の視力をもってみたら、のイケメン(強調) しかし、奎堂の名前がでるたびに幸せ 天誅組の義挙の流れがわかりやすく進んでいく内容で、もちろん奎堂たち三総裁や決死隊の最期も紹介される。



なんとか涙をこらえてたものの・・・。エンドロールの時にみあみにとって旬の東吉野の全景と、なぜかそこに、みあみが今すんごいハマってる三国志の乙女ゲームと同じBGMが流れ・・・ 奎堂は諸葛孔明を尊敬していて・・・って「初雁と松本どん」に書いてあったのを見てから三国志にまでも手を出し始めていたみあみは、たまたまそのゲームを前日に攻略し終わってた時なので・・・・・・東吉野の風景の優しさと、天誅組と三国志のトリプルパンチに涙腺崩壊。


ふーむ、これは面白そうだ。早速、入手することにしたい。天誅組決起150年の2013年の最後を締めくくる冊子とDVD、皆さんも、ぜひお買い求め下さい!
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舟久保藍さんが、奈良日賞(第2回)を受賞!(2013Topic)

2013年11月17日 | 天誅組
『実録 天誅組の変』の著者で「『維新の魁(さきがけ)・天誅組』保存伝承・顕彰推進協議会」特別理事の舟久保藍(ふなくぼ・あい)さんが、11月13日(水)「第2回 奈良日(ならにち)賞」(奈良日日新聞社)を受賞された。おめでとうございます! 週刊奈良日日新聞(11/15付)「3氏、さらに精進誓う」から一部を抜粋すると、

 実録 天誅組の変
 舟久保藍
 淡交社

奈良日日新聞社は13日、県民に明るい希望と活力を与えた個人・団体に対し、その功績をたたえる「第2回奈良日賞」の表彰式を奈良ロイヤルホテル(奈良市法華寺町)で開いた。受賞者には、農業生産法人「山口農園」代表の山口武さん(60)=宇陀市=、天誅組研究家の舟久保藍さん(40)=生駒市=、瀞ホテルオーナーの東達也さん(32)=十津川村=の3氏が選ばれた。

舟久保さんは天誅組義挙150年記念事業の実行委員として幅広い活躍をする一方で、『実録 天誅組の変』を刊行し、全国に天誅組の魅力をアピール。「天誅組の取り組みと私の活動が評価されたのは奈良日日新聞社のおかげであり、私を支援いただいた皆さんのおかげ」と感謝を口にした。



これら2枚の写真は、舟久保さんによる勉強会の様子(2012.7.11撮影)。

天誅組150年の今年は、私にも講演依頼をいただき、奈良女子大学「地域公開講座」、近畿日本鉄道「楽・元気プラザ」、奈良まほろば館「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」などでお話をさせていただいた。これらはすべて、舟久保さんによる4回のご講話と、ご著書『実録 天誅組の変』の受け売りである。舟久保さん、お世話になりました。



天誅組150年の今年(2013年)のイベントは、すべて終了した。天誅組の研究家で東吉野村教育長の阪本基義さんからは、Facebookに

天誅組150年記念事業、大変お世話になりました。11月14日木)東京新宿で、最後のイベント「新宿シンポジウム」が開催され、大盛況のうちに終わりました。大和吉野で散った天誅組志士たちはどんな思いで天上から眺めてくれたのでしょう。多くの皆様にご支援いただいた「天誅組150年記念事業」でした。ご支援いただいた皆様に心からの感謝です。

というコメントをいただいた。私はこれに

東京のシンポジウムのことは新聞でも拝見しました。ご盛況、おめでとうございます! 天誅組は来年以降、忘れ去られるのではなく、今年の様々な事業を契機として、たくさんの人に「ゆかりの地」を訪ねていただきたいと思います。素晴らしいご活動、有難うございました。

と返信させていただいた。今年は明治維新の先駆け・天誅組が世に知られる「端緒の年」と位置づけたいのである。

『実録 天誅組の変』を拝読すると、舟久保さんが半生をかけて天誅組に取り組まれてきた姿勢がひしひしと伝わってくる。よくこれだけ調べられたものである。

舟久保さん、長年のご努力が認められて、良かったですね! これからも天誅組を、そして五條をどうぞよろしく!

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東吉野村で天誅組サミットと慰霊大法要、10月26日(土)と27日(日)!(2013Topic)

2013年10月17日 | 天誅組
東吉野村で、天誅組サミット(10/26)と天誅志士の慰霊大法要(10/27)が開催される。東吉野村天誅組顕彰会のサイトによると、

天誅組150年記念行事 天誅組サミットと天誅志士の慰霊大法要開催予定

平成25年(2013)は、文久3年(1863)孝明天皇の大和行幸の御先鋒と称し、一心公平無私の精神のもと、明治維新のさきがけとなって、多くの草莽(そうもう)の志士たちが若き命を散らした「天誅組の変」から数えて、ちょうど150年の節目の年となります。

藤本鉄石(岡山)、松本奎堂(刈谷)、吉村寅太郎(土佐)の三総裁はじめ、多くの天誅組志士が眠る東吉野村。これまで東吉野村天誅組顕彰会をはじめ村の人たちは、148年間にわたり脈々と天誅組志士たちの慰霊と顕彰活動を続けてきました。

この顕彰活動を大切にしつつ、天誅組大和挙兵150年の記念すべき年(平成25年)の10月26日・27日の2日間、「天誅組サミット」及び「天誅組志士慰霊大法要」などを開催する予定で準備を進めています。

とき 平成25年10月26日・27日
ところ 東吉野村住民ホール・宝泉寺
お問い合わせ 東吉野村役場 天誅組顕彰記念事業実行委員会
          TEL 0746-42-0441 FAX 0746-42-0446
主催 東吉野村・東吉野村天誅組顕彰会




天誅組サミットは10/26(土)13:30~16:30、東吉野小学校体育館で開催され、定員400人・参加無料(要申込・残席わずか)。慰霊大法要は10/27(日)10:00~11:45、宝泉寺(東吉野村小川)で開催される。定員制限なし・参加無料(要申込)。

いずれも申し込みの締切日は、10月21日(月)まで延長されている。
お申し込み先は、天誅組顕彰記念事業実行委員会
Email tenchugumi@vill.higashiyoshino.lg.jp
TEL 0746-42-0441 FAX 0746-42-0446

詳しくは、こちら(サミット)こちら(大法要)のPDFファイルご参照。

天誅組150年の記念行事も、いよいよ大詰めを迎えている。11月14日(木)には東京・文化服装学院で「天忠組150年記念シンポジウム in 東京」も行われる(詳細は、こちら)。岡本彰夫氏(春日大社権宮司)、河瀬直美氏(映画監督)、草村克彦氏(天忠組記念館館長)という豪華メンバーが登壇される。

今年も残りわずか。みんなの力で天誅組150年の年を盛り上げましょう!



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第1回まほろばソムリエの深イイ奈良講座「90分でわかる天誅組」が無事終了!

2013年10月13日 | 天誅組
昨日(10/12)、東京日本橋・三越前の奈良まほろば館で開催した「90分でわかる天誅組」が、無事終了した。ご参加いただいた約30人の皆さん、またご協力いただいた同館のK課長はじめ関係者の皆さん、有難うございました!
※写真は、すべてK課長にお撮りいただいた

講座の様子は、今朝(10/13)の奈良新聞に大きく紹介された。見出しは《決起150年「天誅組」知って 奈良まほろばソムリエの会 東京で講座、足跡紹介》である。



県の歴史文化・観光の啓発・普及活動を実践するNPO法人奈良まほろばソムリエの会(小北博孝理事長)が首都圏に活動を広げた「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」が12日、東京都中央区の同館で開かれた。同会専務理事の鉄田憲男南都銀行総合企画部副参事が「90分でわかる天誅組」と題して講演した。

今年は「天誅組」が決起してから150年目。この機をとらえ、首都圏の歴史ファンに若き志士たちの理念や史実を伝え、本県に誘客することが目的。鉄田さんは写真などを披露しながら歴史的背景や天誅組の足取りを分かりやすく、時にはユーモアを交えて解説した。最後に「無謀とも言われ誤解もあるが、崇高な理念で行動した志士たちへの理解を深めてほしい」と締めくくった。

 実録 天誅組の変
 舟久保藍
 淡交社

本書を読めば、天誅組のすべてが分かる。天誅組関連本ではピカイチである

「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」は、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」と、奈良まほろば館が協力して実施するセミナーで、13年12月と14年2月の日程がすでに決まっており、2014年度以降も継続実施したいと考えている。その初回がこの「90分でわかる天誅組」という位置づけである。



皆さんとても熱心に話をお聞きいただき、最後には、こんなご質問もいただいた。「天誅組は軍資金をどうやって捻出したのですか?」。これについては「支援者がいて、その方から調達しました。略奪などは一切ありません」とお答えした。より詳しくは《淡路島の勤皇家で大地主であった古東領左衛門は先祖代々の全財産を処分し、天誅組の軍資金として供出した》(Wikipedia「天誅組」)。



「天誅組の生き残りで、のちに男爵になった人が2人いますが、どういう経緯ですか?」。あいまいにしか答えられなかったが、『維新の魁 天誅組』(「維新の魁・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会)によると、《伊吹周吉(石田英吉) 禁門の変をへて長州奇兵隊に参加、のち海援隊に尽力。戊辰戦争では奥羽鎮撫総督府参謀に列して転戦す。明治後は各地の県令・知事を歴任、陸奥宗光農商務大臣の次官を務める》。《平岡鳩平(北畠治房) 戊辰戦争で有栖川宮熾仁(たるひと)親王の護衛などを務める。明治後、横浜開港場裁判官を皮切りに大審院判事・大阪控訴院長を歴任》とある。



東京には熱心な奈良ファンがいらっしゃる。今回も講座修了後、十津川村のことなどを詳しく聞いてこられた。新幹線で名古屋→近鉄特急で大和八木→路線バスで十津川村、というルートになるが、これだと着いてからの移動が大変なので、パッケージツアーを探すのが早道だろう。ふと「東京発2泊3日 秘境・十津川村の旅」というツアーを企画しても良いかな、などと考えた。

「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」は無料だし(要申込)、原則として偶数月の同時刻(午後2時から90分)に開催するので予定を立てていただきやすい。たくさんのリピーターの方にご参加いただきたいと思う(第2回は12/8「平城山(ならやま)の史跡散歩」、第3回は2/16「奈良の魅力を味わう旅」)。

東京圏の皆さん、これからも「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」をどうぞよろしく!

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